2010年1月30日

フォーランドフォレックスが強制注文取消と建玉決済依頼を実施

私は今年からFX事業者2社にFX口座を開設し取引しています。
そのうちの1社、スワップポイント (FX取引では売買した通貨ペアの金利差にあたるお金が毎日入金/出金されます) を目的として口座を開いたフォーランドフォレックス (フォーランドオンライン) から以下の2つの内容のメールが1月26日に届きました。
  • 一部通貨ペアの新規注文受付停止に伴う強制取消通知
  • 建玉の全部又は一部決済のお願い
許容リスクを計算し、ある程度安全にスワップポイントを獲得できる口数・レートで注文を入れていましたが全て取り消されました。
フォーランドフォレックスで約定した注文はまだなかったため建玉 (注文して得た通貨) はありませんでしたが、建玉があったらより強い決済依頼が来ていたかもしれません。

なぜこのようなことになったのでしょうか?
フォーランドフォレックスが主張する理由がメールに記載されていたので以下に引用します。


~~~~~~引用~~~~~~

さて、この度の「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」により来たる2月1日から、お客様からのお預かり資産の区分管理方法が金銭信託に一本化されることとなったことで、FX業者がカバー取引先金融機関とカバー取引を行なう場合にカバー取引先金融機関に預託する必要がある保証金については、これまで以上に厳密に自己資金や銀行借入等で手当てする必要が生じることとなりました。

弊社では自己資金以外に、カバー取引先金融機関に預託する保証金を一定以上確保してまいりましたが、上記規制強化等の影響により、要手当て金額が増加することとなりました。

弊社の財務状態は以前と変わることなく健全ですが、以前より業界トップクラスの建玉数量を有する中、今月初頭からは更にお客様の合計建玉数量が増加する一方であったことから、カバー取引先金融機関に預託する必要がある保証金を自己資金等だけでは賄えず、近日中にも不足する可能性がありますことをお詫びと共にお知らせ致します。

なお、お客様からのお預かり資産につきましては、信託保全スキームにより区分管理されており、影響はございません。

弊社は今期も順調に黒字経営を続けており、自己資本規制比率も2009年12月末現在で434.2%と高い水準を保っておりますが、弊社が自己資金等で建玉数量に見合う保証金を預託できない場合、カバー取引が制約を受けることとなり、お客様向けサービスの継続が困難になる恐れがあります。

~~~~~~引用ここまで~~~~~~


要約すると以下のようになります。
「予想より建玉数量増えて2月からの新ルールに対応する自己資金が足りない。」

この理由を信用するかしないかはユーザー次第でしょう。
しかし、以前から告知されていた預かり資産の区分管理方法の対処としてはお粗末です。
フォーランドフォレックスは独立系FXでバックに大資本の企業がありません。
信託保全についてカバー先との交渉がうまくいかなかった可能性があります。

スワップポイントを目的にしたFX口座では建玉を長期にわたって維持できる必要があります。
このような事態に至ったフォーランドフォレックスに見切りをつける必要がありそうです。
私はもう1社、FX口座開設を検討します。

0 件のコメント: