Google Analytics

2013-12-07

インデックスファンドを比較してみました (2013年12月)

ニッセイアセットマネジメントから以下のインデックスファンドがリリースされています。

  • ニッセイ日経225インデックスファンド
  • ニッセイJリートインデックスファンド
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • ニッセイ外国債券インデックスファンド
  • ニッセイグローバルリートインデックスファンド

そこで、ひさびさに、以下の代表的なインデックスファンドを比較していきます。

  • 三井住友トラスト・アセットマネジメント:インデックスeシリーズ (旧CMAM)
  • 三井住友トラスト・アセットマネジメント:SMTインデックスシリーズ (旧STAM)
  • 三菱UFJ投信:eMAXISシリーズ
  • 野村アセットマネジメント:Funds-iシリーズ (為替ヘッジなし)
  • 野村アセットマネジメント:Funds-iシリーズ (為替ヘッジあり)
  • みずほ信託銀行/BlackRock:i-mizuhoインデックスシリーズ (為替ヘッジなし)
  • みずほ信託銀行/BlackRock:i-mizuhoインデックスシリーズ (為替ヘッジあり)
  • ニッセイアセットマネジメント:インデックスファンド (シリーズ名なし)

インデックスファンドの比較

ファンド名 国内株式
(日経225)
国内株式
(TOPIX)
国内債券 国内REIT 先進国株式 先進国債券 先進国REIT 新興国株式 新興国債券 新興国REIT
インデックスe
(旧CMAM)
--
0.3885%
(0.0%)
0.3885%
(0.0%)
--
0.525%
(0.0%)
0.525%
(0.0%)
-- -- -- --
SMT
(旧STAM)
0.3885%
(0.0%)
0.3885%
(0.05%)
0.3885%
(0.05%)
0.42%
(0.05%)
0.525%
(0.05%)
0.525%
(0.05%)
0.5775%
(0.05%)
0.63%
(0.3%)
0.63%
(0.3%)
--
eMAXIS
0.42%
(0.0%)
0.42%
(0.0%)
0.42%
(0.0%)
0.42%
(0.3%)
0.63%
(0.0%)
0.63%
(0.0%)
0.63%
(0.3%)
0.63%
(0.3%)
0.63%
(0.3%)
0.63%
(0.3%)
Funds-i
(為替ヘッジなし)
0.42%
(0.0%)
0.42%
(0.0%)
0.42%
(0.0%)
0.42%
(0.3%)
0.5775%
(0.0%)
0.5775%
(0.0%)
0.5775%
(0.3%)
0.63%
(0.3%)
0.63%
(0.3%)
--
Funds-i
(為替ヘッジあり)
-- -- -- --
0.5775%
(0.0%)
0.5775%
(0.0%)
0.5775%
(0.3%)
--
0.63%
(0.3%)
--
i-mizuho
(為替ヘッジなし)
0.399%
(0.0%)
--
0.399%
(0.0%)
0.4095%
(0.0%)
0.5985%
(0.0%)
0.5985%
(0.0%)
0.6195%
(0.0%)
0.609%
(0.3%)
0.63%
(0.0%)
--
i-mizuho
(為替ヘッジあり)
-- -- -- --
0.5985%
(0.0%)
0.5985%
(0.0%)
0.6195%
(0.0%)
-- -- --
ニッセイ
0.2625%
(0.0%)
0.525%
(0.3%)
--
0.35175%
(0.0%)
0.4095%
(0.0%)
0.399%
(0.0%)
0.4725%
(0.0%)
-- -- --

※1:数値は信託報酬、括弧内の数値は信託財産留保額。
※2:信託報酬と信託財産留保額が最も低いファンドを赤で、次点を青で表現。
※3:ニッセイの国内株式(TOPIX)は「ニッセイTOPIXオープン」を参照。


信託報酬と信託財産留保額が最も低いファンドを赤で、次点を青で示しています。
ニッセイアセットマネジメントが一番、信託報酬と信託財産留保額が最も低くなっている投資先クラスが多いです。
ただし注意点があり、ニッセイアセットマネジメントの投資信託には、「ニッセイ新興国債券オープン」等、信託終了 (繰上償還) 予定となったファンドがあります。
また、i-mizuhoインデックスシリーズは2028年までという、償還期限のある投資信託という点に注意が必要です。

ニッセイアセットマネジメントのインデックスファンドの投資先クラスには、先進国REITを除いてETFが国内市場に上場されています。
個人的には、インデックスファンドからETFへのリレー投資を行うのであれば、ポートフォリオはニッセイアセットマネジメントのインデックスファンドだけでなく、他の投資信託を組み合わせて構成する方がリスク分散になって良いと考えます。

何はともあれ、インデックスファンドの選択肢が増えることは良いことです。