2006年2月19日

堀江メールは証拠不十分

堀江被告が武部氏(自民党幹事長)の次男に送金した証拠として民主党の永田寿康議員が示した電子メールが公開されました。

以下のような内容でした。

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X-Sender: ■■■■■■■■■■
X-Mailer: ■■■■■■■■■■
Date: Fri 26 Aug 2005 15:21:35 +0900
To: ■■■■■■■■■■
From: ■■■■■■■■■■
Subject: 至急

■■■■

シークレット・至急扱いで処理して欲しいんだけど、おそくても31日
できれば29日までに■さん宛てに3000万円を振り込むように手配して
ください(前回、振り込んだ口座と同じでOK)。

項目は、選挙コンサルティング費で処理してね。

■■■■■■■■■■、宮内の指示を仰いで。■■には、こちらからも伝えて
おくので心配しないで。

■江

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電子メールの真贋は置いておくことにして、この電子メールの証拠能力についてちょっと見てみましょう。

・メールの証拠能力…0 (皆無です)

証拠能力はまったくありませんし、この程度の資料では裁判でも当然採用されません。
電子メールには、その送受信に関係する「ヘッダ」と呼ばれる情報が付きます。
「X-Sender:」などの部分ですが、明らかに情報不足です。
電子メールがどこから送られ、どこを経由したかが大事なのに、その部分の「ヘッダ」がまったくないのです。
ちなみに、「X-Sender」は送信者、「X-Mailer」は使用したメールクライアントソフトの情報です。
この資料に示された分のヘッダは、私でも偽装することが可能です。
つまり、証拠能力として非常に重要な部分のヘッダがなく、証拠と呼ぶにはあまりに不適切なのです。
証拠があるならば、もっと確固たる情報を提示するべきであり、この程度の資料で国会審議を「与党責任追求」に使用するのは拙く感じます。

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