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2007-02-12

学歴だけでは評価されない

私の父親の世代(いわゆる団塊の世代)には、
「子どもにいい教育を受けさせれば、いい学校に入れて、将来いい仕事に付ける。そうなれば、子どもも自分の生活も安泰だ。」
と考えている人が少なくないようだ。

だが、いい学校を出たからと言って、誰かが赤い絨毯を敷いてファンファーレで迎えてくれるなど、現実を知らない甘い戯れ言に過ぎないと思う。

今の世の中、学歴だけで評価される時代ではないのだ。
何かしらの「+α」が求められているのだと思う。

2007-02-03

保険契約に対する考え

保険の種類には、大まかに以下の種類があります。
  • 生命保険 (死亡・高度障害補償)
  • 医療保険 (入院、病気保障)
  • 年金保険 (長生きしたときの資金保障)
  • 損害保険 (災害、事故などの保障)
このうち、生命保険の基本形は、定期保険、終身保険、養老保険の3つの型しかありません。
また、保険には主契約と特約があります。
簡保の例では、養老保険 + 医療保険がありますが、養老保険が主契約、入院保障が特約となります。
この場合、主契約の養老保険を解約すると、特約である入院保障も解約されてしまいます。
このように、各保険会社は複数の基本形の保険を組み合わせた商品開発を行い、結果、比較しにくい商品構成になっています。

また、保険は保障する該当事項以外にも以下の金額、期間が関係し、これらの数字を把握しなければ保険そのものが見えてきません。
  • 補償金額 (例えば死亡時はいくらお金が出るか)
  • 保障期間 (何年間保障されるのか)
  • 保険料 (支払額はいくらか)
  • 支払期間 (支払う期間はどの程度か)
  • 解約保険金の有無 (解約時に支払った保険金が戻ってくるか)
保険を選択するときの注意ですが、公的保障、会社の保障、自分の資金を把握しておくことが大切です。
なぜなら、大抵の保険販売員は標準的人生設定を持ち出し、公的保障を無視したリスクのみのお話しかしないからです。

公的保障には以下のような保証があり、結構な保障となります。
  • 国民基礎年金 (国民年金などによる遺族年金)
  • 厚生年金、共済年金(これらの年金は会社勤めの人のみ)
  • 都道府県や区市町村の医療保障(6歳以下は医療費2割負担までなど)
  • 高額療養費制度(収入に応じて、一ヶ月の医療費負担上限が決まっている)
ただし、国民年金などの保険料を納めていない、または支払い猶予/免除を申請していない場合は一部死亡補償を受けられません。
自営業の方やフリーターの方は、厚生年金基金に入れないかわりに、「国民年金基金」に加入されることをお勧めします。
ちなみに、「国民年金基金」は厚生年金加入者は入れません。

[国民年金基金]
http://www.npfa.or.jp/


国民年金基金は厚生年金基金と同様に定額な保険料で大きな保障を得ることができる年金基金です。
これらの上に、会社勤めの方には会社の保障があります。
多くは福利厚生の中に死亡保障、医療保障、企業年金などが含まれます。
さらに上に、個人の預貯金が自家保険として機能します。
それでも足りない場合に保険を契約するのです。

リスク洗い出し => 公的保障の調査 => 会社の福利厚生の調査

これらの調査の結果、残ったリスクに対して預貯金/保険/リスク無視をどの割合で行うかで保険金額は決まるのです。

保険はシビアです。
シビアでなければ保険会社は倒産し、他の被保険者が迷惑を被るからです。
シビアだからこそ、社会人だから、結婚したから、子供が生まれたから、といったことで保険にはいるのではなく、長期・中期・短期のリスクを見極め、必要なときに必要な分だけ入るのが保険との正しい付き合い方だと私は思います。

なお、2007年4月から保険料計算に用いられる生命表(予定死亡率)が11年ぶりに見直されます。
  • 定期保険・・・保険料減額(10%~20% Down、ただし30歳代だけはUp)
  • 終身保険・・・保険料微減(数% Down)
  • 養老保険・・・保険料微減(数% Down)
  • 医療保険・・・保険料微増(数% Up)
  • 年金保険・・・保険料大幅増(10%~30% Up)
となりそうです(1月25日の日経新聞など参考)。
すでにジブラルタ生命保険やアリコは保険料見直しを発表しています。


2007-01-28

2007年自分戦略

現在、自分の、そして実家の戦略として
 (1)金融(銀行口座など)
 (2)カード(クレジットカード、ポイントカードなど)
 (3)保険(生命保険など)
 (4)資産運用(投資信託など)
 (5)通信・情報(電話、インターネットなど)
を調査、契約、運用、見直しを行っている。


◆現在の戦略遂行状況
(1)金融
自分に合う銀行は昨年初めまでに調査が終わっており、1年間の運用で問題ないことも確認できた。
ただし、入寮に当たって作成させられた口座があり、引っ越しを機に来年度に口座を閉じる。
来年度より投資用に現在契約している銀行と、ソニー銀行を検討・調査する。

(2)カード
VISAを昨年より持っていたが、コーポレートカードのために会社に依存してしまうことと、VISAが使用できない店もあり、補完の意味を考えてJCBを申し込み、契約完了した。
これでカードはVISAとJCBの2枚となった。
(3)の保険と関係するが、新たに契約したJCBのカードは、新規に契約する保険の支払いに使用すると、年間費が無料になるカードである。
JCBをメインとして使用することを検討中。
同時に引き落とし口座をブランドで分けようと考えているため、VISAをメインバンク引き落としからサブバンク引き落としに切り替えようと検討中。
ポイント移行を考えて、ANA(地元の空港に強いため)のマイレージ契約も検討中。

(3)保険
公的な補助、会社の福利厚生、生命保険の調査がほぼ終わり、契約の段階に入った。
ちょっと特殊な養老保険と医療保険を契約予定。
保険は、来年度から生命表(保険料の計算元となる死亡率の表)が11年ぶりに変更となるため、医療保険、年金保険は保険料増額、定期保険などは減額になる。
運用していき、支払っていけるかどうかの継続可能性を来年度を通して調査する。
実家では自分の簡易保険の養老保険が満期となるため、現在保障の少ない母親にその満期分で契約できるか来年度に見直す予定。

(4)資産運用
まだ調査段階。
調査があまり進んでいない。
現在は外貨定期1つだけなので、今後、強化したい分野である。

(5)通信・情報(電話、インターネットなど)
調査の結果、契約者電話番号が空欄のため、au自宅割が適用されていないことが判明。
学生割引が1年前まで効いていたので影響はないが、ちょっとショックである。
現在KDDI(au)に契約内容の変更依頼中。
引っ越しに伴い、電話・インターネットの利用をどうするか検討中。
電子メールはプロバイダに依存しないアドレスを使用し、使用するアドレスをそのアドレスで一本化するように遂行中。
口座管理もアカウントアグリゲーションを用いてインターネット上で行い、問題ないことを確認済み。
地元を除く銀行口座、クレジットカードはオンライン確認に切り替えている。
携帯電話もMyKDDIに申し込み、明細確認はオンラインになっている。

なにより、まずは引っ越しである。
資産に関しては引っ越し、税金の増加、保険料支払いをリスク評価し、適正な範囲での運用を必要とする。
この5分野はそれぞれ絡み合うので、細かいステップを踏み、着実に調査、契約、運用、見直していくことを目指していく。

2007-01-27

New Blogger

新しいBloggerに移行できました。
移行は人数制限があり、長い間またされましたが、ようやく移行することができました。

スクリプトの調整も終わり、デザインも変更しちゃいました (^_^)
ラベル(カテゴリ)機能や、投稿時に更新処理を必要としないこと、デザインの簡易変更機能が付き、使い勝手も上々です。
今までの記事をカテゴライズしていこうと画策中です。

さて、どういったラベルにしていこうかな。

2007-01-14

2007年を迎えて

1月中旬になりましたけれど、新年を迎えることができました。
喪中なので祝うことはできませんが、人はなぜ新年を祝うのか? と自分なりに考えてみました。

1年間を過ごし、無事新年を迎えられたことを祝い、感謝するのだと思います。
元旦は人が決めた暦の区分の日ですが、その日を無事迎えられたことに感謝するのであれば、新年を祝うのも悪くはないと思います。

さて、今年はどんな年になりますかな?

2006-12-24

地上デジタル放送とHDD内蔵DVDレコーダ

地上デジタルテレビ放送とDVDレコーダを取り巻く環境は、複雑化の一途をたどっています。
私が知りうる限りでまとめてみました。
なお、デジタル放送の決定以来「地上波デジタル放送」と呼称されていましたが、総務省が「地上デジタル放送」と呼称しているためここではこの呼称を使用します。


◆DVDのメディアの種類
・読み出し専用型DVD
   DVD-Video (映画などのコンテンツに利用される)
   DVD-Audio (次世代音楽CD候補のひとつ)
   DVD-ROM (PCでよく利用される)

・書き込み可能型DVD
   DVD-R (1度だけ記録可能)
   DVD-R DL (2層式、1度だけ記録可能)
   DVD-RW (複数回書き換え可能)
   DVD-RAM (複数回書き換え可能)
   DVD+R (1度だけ記録可能)
   DVD+R DL (2層式、1度だけ記録可能)
   DVD+RW (複数回書き換え可能)

・CPRM対応DVD (CPRMに関しては別途解説)
   DVD-RAM (CPRM対応)
   DVD-RW (CPRM対応)
   DVD-R (CPRM対応予定)
   DVD±R (CPRM対応予定)

※DVD-RAMは、カートリッジタイプとカートリッジから取り出せるタイプがあり、さらに片面と両面の2種類、そして8cmメディアと12cmメディアがあります。
DVD-RAMは、DVD±R/RW規格と異なりDVD-ROM/Videoとの互換性がないため、DVDプレーヤーでの再生には注意が必要です。
互換性がない代わりに10万回の書き換えが可能です(DVD±RWは1000回程度)。


◆地上デジタルテレビ放送と「コピーワンス」
2004年4月5日から、BS/地上デジタル放送の番組は全て「コピーワンス」化されました。
コピーワンスとは、その名の通り1度だけ録画を許可するコンテンツのことです。
つまり、ディジタル放送をDVDレコーダでDVDに録画した場合はダビングはできません。
なお、VHSビデオデッキなどアナログ機器へは録画・ダビングは可能です。


◆「コピーワンス」とHDD内蔵DVDレコーダ
HDD(ハードディスクドライブ)内蔵型DVDレコーダが登場していますが、「コピーワンス」によってハードディスクからDVDへ録画したコンテンツの転送にも規制を受けます。
「コピーワンス」によって、「複製は1個だけ」となるので、ハードディスクから記録型DVDへの「ムーブ」(移動)となります。
DVDへコンテンツの「ムーブ」が完了すると、ハードディスクからはコンテンツは消えます。
当然、VHSのような2台のDVDレコーダによるダビングもできません。


◆DVDレコーダの録画モード
DVDレコーダには「ビデオモード」と「VRモード」があります。

・ビデオモード(DVD-Videoフォーマット互換)
   カット編集ができないなど自由度が低いです。
   古いDVDプレーヤーで再生できる互換性の高さが特長としてあります。
   しかしビデオモードでは、地上デジタル放送は記録できません。

・「VRモード」(DVD-VRフォーマット)
   地上ディジタル放送の録画は「VRモード」だけ可能となります。
   録画した映像を自由にカット編集できます。
   当然、CPRMに対応したメディアが必要となります。
   欠点は古いDVDプレーヤーでは再生できないことです。
   ※2003年5月以前のPS2など


◆CPRMと地上デジタルテレビ放送
CPRM(Content Protection for Recordable Media)とは、記録可能なメディアに関する著作権保護技術の一つです。
地上デジタルテレビ放送では、「コピーワンス」を制御するための方法が必要となりました。
そのための仕組みの1つが「CPRM」です。
具体的には、CPRM非対応の録画機やメディアを使って、「コピーワンス放送」を録画することはできません。
現在は、上述したとおりDVD-RWとDVD-RAMでCPRM対応ディスクが発売されており、対応メディアにはパッケージに「CPRM対応」と表示されています。


◆B-CASカードとBS/地上デジタル放送
2004年4月5日より、放送の「コピーワンス」化と共に、放送の仕組みが新しくなりB-CASカードの受信機への挿入が必須となりました。
B-CASカードはデジタル放送を受信する機器(テレビやチューナ)などに添付されている、暗号を解除するための鍵データの記録されたICカードです。
デジタル放送事業者が共同出資して設立した株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ社(B-CAS)が発行しています。
B-CASカードはお買い求めのデジタルテレビやチューナ1台に1枚同梱されています。
常時、受信機に挿入した状態で使用することになります。
デジタル放送はB-CASカードがないと、コンテンツ保護のためスクランブルがかかって視聴・録画できません。

[B-CASカード]
http://www.b-cas.co.jp/


◆D端子とHDMI
HDMIは、デジタル映像・音声入出力インターフェース規格です。
映像だけでなく、音声・制御信号も送受信できるようになっています。
現在のDVDレコーダおよび、デジタルハイビジョンテレビまたは、HDTV(High Definition TV: 高精細テレビ)では、D端子が主流でしたが、HDMI対応品が増えてきました。
なお、不確定要素として、次世代DVDでは市販コンテンツがHDMIでしかHD再生できない可能性が指摘されています。
実際には、テレビがHDCP(著作権保護用システム)に対応するかどうかというのが問題となっているようです。
D端子であっても、HDCP対応したテレビであればHDMI-DVIの変換ケーブルを用いて使用することが可能です。
アメリカではHDMIが主流となっており、日本もHDMIが接続部の主流となるのではないかとの観測があります。
もし、これからDVDレコーダやテレビを購入するのであれば、DVIだけでなくHDMIにも対応した製品を選択するのが良いでしょう。


◆海外との互換性
地上デジタルテレビジョン放送は大別してアメリカ方式(ATSC)、ヨーロッパ方式(DVB-T)及び日本方式(ISDB-T)に分かれます。
つまり、日本向けのレコーダは海外で使用できません。


◆HDD内蔵DVDレコーダの選択ポイント
・CPRM対応か?
   ※録画にはCPRM対応メディアが必要です。
・VRモード対応か?
・編集後のコンテンツを「ムーブ」(移動)することはできるか?
・ディジタルチューナ内蔵か?
   ※1 ディジタルチューナ内蔵タイプにはB-CASカードが同梱されます。
   ※2 ディジタルチューナが別にある場合はなくても問題ありません。
・HDMI端子は付いているか?
・購入する(もしくは購入済み)テレビとの連係機能(ビエラリンクなど)は付いているか?


◆詐欺に注意
「株式会社日本デジタル放送」(代表 相原正弘)と称する会社から、「デジタル放送接続請求書」と題する請求書が送付されたとの問い合わせが、総務省及びその関係機関に寄せられているそうです。
国やその関係機関は、「株式会社日本デジタル放送」とは一切関係なく、また、国や関係機関が地上デジタル放送への移行のために国民視聴者にアンテナ受信端末切替工事等の費用を負担いただいている事実はなく、請求書等を送付することも一切ありません。
このような詐欺がありますので、注意しましょう。


◆アナログ放送の終了予定
現在の地上波放送は、地上デジタル放送に置き換わって行き、2011年には完全に終了の予定です。
地方は今年になって地上デジタル放送が開始されたところも多く、切り替えが進んでいないためアナログ放送終了は延期されると思います。

2006-12-23

時間に追われるだけが人生ではない

今日は中国人の同期に「やる気が感じられない」とか「おまえは先のことを考え過ぎなんだよ」とか「スピードが遅い」とか ぼろくそに言われてしまいました 活を入れてもらいました(--;)

仕事が速くできないからこそ、計画立てて順序よくやっているんじゃないですか。
(まあ、違う部署だから、仕事内容はお互いにわからないことも多いよなぁ)

それに、私にとっては、幸せな人生を送ることが目標なのですから、時間に追われるだけが人生ではないと思います。
スローライフも悪くないと思います。
(時間に追われる現代社会を批判したミヒャエル・エンデの「モモ」を読むとなおさらそう感じると思います)

人の価値観は人それぞれ。
だからこそ人との触れ合いはおもしろいのだと思います。



2006-12-16

テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験合格

国家試験である情報処理技術者試験には、テクニカルエンジニアと呼ばれる高度情報処理技術者の試験があります。
この中でもネットワーク系最高位の試験がテクニカルエンジニア(ネットワーク)試験です。

[情報処理技術者試験の試験区分]
http://www.jitec.jp/1_08gaiyou/_index_gaiyou.html#kubun

このたび、テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験に合格しました。 \(^o^)/

ちなみに、今回の平成18年度秋試験の合格率は11.1%でした。
今後は、実務経験を積んで資格の価値を高めて行ければ、と思います。

2006-11-26

ソフトバンクモバイル、オプションの自動契約を発表

ソフトバンクモバイルは、ゴールドプラン契約者のうち、「S!ベーシックパック」を契約していないユーザーが、事前申込なしでS!ベーシックパックを自動契約し、ネット関連サービスを利用できるようにする規則変更を行い、該当ユーザにSMSを送付しました。

「S!ベーシックパック」はYahoo!ケータイやS!メールを利用できるオプションです。
もし、送付されたSMSを放置していた場合、Y!ボタンを押して、さらに「音楽」などの次の階層に進んだ段階で自動契約、もしくはS!メールを送付した段階で自動契約となります。
2006年11月25日より自動契約機能が開始されます。

該当ユーザにSMSで届けられたメッセージで、「使わない」と回答するとSMSが届かなくなり、Y!ボタンを押しても接続されることは無くなります。
該当ユーザの方は、Y!ボタンにご注意ください(^_^;)

…あと、こんな話を聞きました。
 「Y!」 + 「〓」 → 「¥!」
うまいなぁ、と思いました。


<関連記事>

[ITmedia]
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0611/24/news068.html

[Impress Watch]
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/32106.html

2006-11-24

5年後の将来を思う

今回の従姉妹が亡くなった一件で、再びUターンするかどうかを考えるようになりました。
「本家の長男は家を継ぐのが当然」である地域です。
親戚のほとんどは地元に就職し、地元で生活しています。
親戚から「いつ、地元に戻ってくるの?」、「そのうち、戻ってこないとね」と言われることも多かったのです。

家を継ぐというのは、ただ土地、建物、お墓を継承するのではなく、親類などとのコミュニティを継承するという意味があります。
このまま首都圏で働き続ければ、最終的には家も土地も処分しなければならず、本家としてのあり方が問われます。
現在、団塊の世代が定年を期に出身地に戻る動きもありますが、もし、私が定年後に戻った場合、友達もおらず、親類とのコミュニティも希薄となっている可能性が高いでしょう。
「家を継ぐ」という観点からは、それでは遅いと言えます。

もう何年かすれば、30歳になります。
そのとき、3つの選択肢があると思います。

・地元に転職し、Uターンする
・首都圏で(業種に関係なく)転職する
・今の会社を辞めずに続ける

3つのうち、いずれかは選択しなければなりません。
中途採用に年齢制限のある会社も少なくないため、次の当主として、それまでにある程度は考えておかなければならない問題なのです。
自分が、どうあるべきか、どうありたいかを考えなければなりません。

2006-11-23

従姉妹が亡くなりました

従姉妹が亡くなり、葬儀に参列するため帰省しました。
死因は…
正直、かなりショックです。

残された家族のことを思うと、いたたまれません。
 「おかあさん」
 「おねーちゃん」
 「代われるのなら代わってやりたい…」
遺族の慟哭が頭から離れません。

私も亡くなった従姉妹には本当にお世話になりました。
すごく、悔しいし、悲しいです。
私にも、何かできることがあれば、と思います。

2006-11-04

ソフトバンクモバイルの問題はまた出てくる

ソフトバンクモバイルがMNP(番号ポータビリティ = 番号そのままで携帯電話を他社に切り替えできる)サービス開始前に突然、「¥0」キャンペーンを実施しました。
通話無料、電子メール無料、新規携帯電話無料などのキャンペーンです。

…しかし、但し書きがたくさんあって、
(1)フトバンクモバイル同士以外は通話無料、電子メール無料にはならないこと
(2)通話無料には、「時間帯」×「通話時間」に一部基準を超えると有料になるケースがあること
(3)予想外割が適用できるプラン、キャンペーン期間が限られること
などの制限があります。

また、新規携帯電話無料も、実は、ハイエンド端末では、ソフトバンクの割引価格上限を超えた価格の場合、その差額が基本料金に上乗せされるケースもあります。
言葉にだまされず、よく調べてから契約しましょう。

さて、実は他にも問題があります。
先週、ソフトバンクモバイルのMNPシステムに障害が発生しましたが、ソフトバンクモバイル自信のシステム限界に端を発していたにもかかわらず、一部のショップで「docomoやauのせいで切り替えできなくなった」と虚偽の説明をした事実が明らかになっています。
また、総務省が介入するのもYahoo! BB (現ソフトバンクBB)、日本テレコム(現ソフトバンクテレコム)に続いて同じソフトバンクグループで3回目となります。


信頼を一時的に捨てることや総務省を無視することも3回目となると、もはや確信犯的な行動としか思えません。
ただ、MNPシステムは、旧Vodafoneのシステム開発部門が行っています。個人情報を取り扱う複雑なシステム開発を完成させたのに、新社長の突然の発表で「予想外のシステム負荷」となったことには同情します。

さらに、大変なのは、突然、新契約プランが同時発表されたことです。
新しいプランは突然に発表されたため、課金システムにまだ組み込まれていません。
今、ソフトバンクモバイル(旧Vodafone)システム開発部門は必死になって新プランや割引プランのシステム改修を実施しているでしょう。

システム改修に与えられた期間は1ヶ月も無いのですから。

つまり、短期間の開発を強いられており、十分な新システムのテストを行う時間がとれないと予測されます。

結果、ソフトバンクモバイルは、今月末や来月末に課金システムに障害か、不具合がでると思われます。

結局、しわ寄せは顧客と短期間の開発を強いられたシステム開発部門に行くのです。

2006-10-29

インターネットでTo Do管理

To Do(やること)やそのうちにやりたいことの管理に、最近は無料のWebサービスを利用しています。
それらを紹介します。

・check*pad
http://checkpad.jp/

シンプルな操作画面で、オンラインTo Doリストとして利用できます。
Webブラウザの他、携帯電話からも利用できます。
モーニング送信として、その日の予定をメールで送信することも可能です。
動作は軽く、スムーズに利用的ます。
ただ、機能はシンプルなので、PDAや携帯電話でTo Do管理している人はあまりメリットはないかもしれません。

・Task*Pad
http://www.taskpad.jp/

という、「今、なにしていたっけ?」を管理するツールもあります。
check*padにはTask*Padの機能も実装されています。


・Remember The Milk
http://www.rememberthemilk.com/login/

今は、私はこちらのサイトを利用しています。
とにかく多機能で、Google Calendarとの連携、地図との関連づけ、リマインダメールによる予定のメール送信や、MSN MessengerやYahoo! Messengerへの送信機能など様々な機能があります。
Webブラウザの他、携帯電話からも利用可能です。
シンプルに使用することも可能です。
動作が少々重いのが欠点ですね。

2006-10-28

モバイルSuicaの導入を先送り

2006年10月より、モバイルSuicaが、VIEWカード(JR東日本のクレジットカード)以外のクレジットカードでも利用できるようになりました。
利用できるのはVIEWカード、JCB、VISA、MasterCard、American Express、Dines Clubのカードです。
利用できる携帯電話も種類が増えています。

しかし、PASMOと呼ばれる非接触式カードが2007年3月から各種交通機関で導入予定です。
PASMOはJR、私鉄、地下鉄、バスなどで利用可能で、携帯電話での利用も可能になる予定(モバイルSuica対応)です。

それに引っ越しも計画中なので、通勤電車も変わります。
と、言うわけで、私は現状の定期券Suicaを利用し、モバイルSuicaは導入を先送りすることにしました。
やっぱり私は慎重派ですね。

[モバイルSuica]
http://www.jreast.co.jp/mobilesuica/

2006-10-22

バースデー・パラドックス

統計学者が「バースデー・パラドックス」と呼ぶ現象があります。

この現象は、無作為に選ばれた23人を集めた場合、そのうち少なくとも2人が同じ誕生日である確率は50%を上回るというものです。

まあ、自分と同じ誕生日の人がいるという確率ではないので、注意が必要ですけど。

私たちが感じる偶然や必然は、統計と隔たりがあるのかもしれませんね。

2006-10-14

Vectorのウイルス感染事件について

オンラインソフト配布大手の Vector が、過去最大規模のウイルス感染事件を起こしました。

[Vectorからの重要なお知らせ]
http://www.vector.co.jp/info/060927_system_maint.html

Vectorは、過去にも小規模ながら、ウイルスインシデントを起こしたことがあります。

例えば、「Vocal Cancel」というシェアウェアに、正規ユーザID以外のIDが入力された場合、個人情報を収集して制作者に届けるバックドア型のトロイの木馬ウイルスが仕掛けられたことがあります。
詳しい説明は次のサイトを読んでください。

[Vocal Cancelがウイルスな件について。]
http://www.geocities.jp/troj_hirofu/

今回は、ソフトウェア制作元ではなく、公開元のVectorが感染元という、過去の事例と内容の異なるものです。
しかも大規模です。

9月27日(水)にVectorを利用した方は、ウイルスチェックを「完全」で全ファイルに実施することをお勧めします。
インターネットを利用する方は、対岸の火事ではありません。

(1)ウイルス対策ソフトをインストールする。
(2)ウイルス対策ソフトの定義ファイルを最新に保つ。
(3)OS、アプリケーションにパッチを適用し、最新に保つ。

最低限、上記を実施するだけでウイルス感染の拡大は防げます。
どうしてもできない場合は、セキュリティ企業各社が提供しているオンラインウイルススキャンを定期的に利用するのが良いでしょう。

Symantec
McAfee
Trend Micro

無料で確認することができます。
※ただし、検出だけで、駆除は手動で行うか、ウイルス対策ソフトを必要とします。

インターネットに接続している限り、コンピュータウイルスに対する防衛策は、必須と言えるでしょう。