オンラインソフト配布大手の Vector が、過去最大規模のウイルス感染事件を起こしました。
[Vectorからの重要なお知らせ]
http://www.vector.co.jp/info/060927_system_maint.html
Vectorは、過去にも小規模ながら、ウイルスインシデントを起こしたことがあります。
例えば、「Vocal Cancel」というシェアウェアに、正規ユーザID以外のIDが入力された場合、個人情報を収集して制作者に届けるバックドア型のトロイの木馬ウイルスが仕掛けられたことがあります。
詳しい説明は次のサイトを読んでください。
[Vocal Cancelがウイルスな件について。]
http://www.geocities.jp/troj_hirofu/
今回は、ソフトウェア制作元ではなく、公開元のVectorが感染元という、過去の事例と内容の異なるものです。
しかも大規模です。
9月27日(水)にVectorを利用した方は、ウイルスチェックを「完全」で全ファイルに実施することをお勧めします。
インターネットを利用する方は、対岸の火事ではありません。
(1)ウイルス対策ソフトをインストールする。
(2)ウイルス対策ソフトの定義ファイルを最新に保つ。
(3)OS、アプリケーションにパッチを適用し、最新に保つ。
最低限、上記を実施するだけでウイルス感染の拡大は防げます。
どうしてもできない場合は、セキュリティ企業各社が提供しているオンラインウイルススキャンを定期的に利用するのが良いでしょう。
Symantec
McAfee
Trend Micro
無料で確認することができます。
※ただし、検出だけで、駆除は手動で行うか、ウイルス対策ソフトを必要とします。
インターネットに接続している限り、コンピュータウイルスに対する防衛策は、必須と言えるでしょう。
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