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2017-05-21

グレーゾーン金利の利息の過払い金返還請求は法律不遡及の原則に反しない

無担保で多額のお金を貸す銀行カードローンの貸付が急増しているとの報道がでています。

[カードローン、多重債務の温床に 貸付急増、3メガ銀で1.6兆円 - SankeiBiz]
http://www.sankeibiz.jp/business/news/170517/bse1705170500001-n1.htm
──引用ここから────────
銀行のカードローンの貸出残高が年々増加し、多重債務の温床となる恐れが浮上している。
過去には消費者金融による過剰な貸し付けで自己破産が多発し社会問題となったこともあるだけに、融資拡大を問題視する声が上がり、各行は自主規制に乗り出した。
ただ日本弁護士連合会 (日弁連) などは「自主規制による対応では不十分」とし、法改正などを求めている。
──引用ここまで────────
かつては消費者金融 (サラ金) による過剰な貸し付けとグレーゾーン金利が問題になりましたが、利用者の行動が変わるわけではないので貸し付け側への規制によって対応していました。
カードローンは手軽に利用でき、規制も消費者金融より緩いため利用者が流れているようです。
まあ、消費者金融は銀行傘下となり、貸し付け審査をするノウハウをカードローン事業者へ提供しているのであまり変わらないのですけどね。

・・・・閑話休題・・・・

2010年6月18日に改正貸金業法が施行され、消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者からお金を借り入れる際の金利の上限が、それまでの「29.2%」から「20%」に引き下げられました。
いわゆるグレーゾーン金利と呼ばれていた金利差が解消するよう、法改正したものです。

少し疑問に思っていたことに「改正貸金業法施行前の分の過払い金返還請求は法律不遡及の原則に反するのではないか?」というものがあります。
※法律不遡及の原則…法律が施行されるより前の事案は、法律が変わったからといって過去に遡ってその法律を適用してはならない (憲法第39条)
結論から書きますと、そもそもの過払い金返還請求の法源が改正貸金業法とは異なるので法律不遡及には当たらない、ということでした。
  • 過払い金返還請求の法源は2006年1月13日の最高裁判所の判決。
  • 最高裁判所の判決の根拠は、「グレーゾーン金利は民法703条の不当利得にあたる」というもの。
  • 2010年6月18日に改正貸金業法が施行 (グレーゾーン金利の解消) されたのはその判決を受けてのこと。

2006年1月13日、消費者が貸金業者を訴えた裁判で、最高裁判所は「20%を超える金利は不当である」とする判決を下しました。
判決では、20%を超えるグレーゾーン金利の利息は民法703条の「不当利得」とし、もともと貸金業者が受け取るべきではない利益だと認定しました。

この判決の結果、20%を超える分の利息は、借り手は返還を請求できることになりました。
これが「過払い金の返還請求」の法源で、これ以降、司法は20%を超えるグレーゾーン金利の利息を返還する判決を出すようになりました。
ただし、過払い金 (債権) は10年の時効があります。
※民法167条…債権は10年、それ以外の財産権 (ただし所有権を除く) は20年の時効期間が経過すると消滅する。

この最高裁判所の判決を受け、立法府である国会は貸金業法を改正し2010年6月18日に施行、20%を超えるグレーゾーン金利は解消しました。

というわけで、過払い金返還請求は2010年6月18日施行の改正貸金業法ではなく、2006年1月13日の最高裁判所の判決が法源なので、法律不遡及の原則に反しないのです。

2017-05-14

5月13日のサイバー攻撃とMS17-010の脆弱性対策

2017年5月13日(土)に世界的なサイバー攻撃が発生し、99カ国でその影響が確認されました。

[世界99カ国でサイバー攻撃 - ロイター]
http://jp.reuters.com/article/idJP2017051301000872

この攻撃で使用されたランサムウェア (データを暗号化して読めなくし復旧と引き換えに金銭を要求するプログラム) と呼ばれる種類のウイルス「WannaCrypt」は、2017年3月に修正プログラムのリリースが行われた脆弱性を突いて攻撃を仕掛けます。

Microsoftは異例の対応として、サポートが終了しているWindows XPやWindows Server 2003向けにも緊急でセキュリティ更新プログラムをリリースしました。

[ランサムウェア WannaCrypt 攻撃に関するお客様ガイダンス - Microsoft]
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2017/05/14/ransomware-wannacrypt-customer-guidance/
※Windows XP / 8および Windows Server 2003向けの情報を含むガイダンス※

[【緊急対策】世界中で感染が拡大中のランサムウェアに悪用されているMicrosoft製品の脆弱性対策について - IPA]
https://www.ipa.go.jp/about/press/20170514.html

Windows XPの延長サポート終了日は2014年4月8日です。
Windows Server 2003の延長サポート終了日は2015年7月14日です。
(そういえば、前職のIT企業では、Windows XPやWindows Server 2003だけでなくWindows 2000 Serverすら使用し続けていましたが、どうなったのでしょうね)

攻撃に使用されている脆弱性MS17-010に対応するセキュリティ更新プログラムを現在も適用していない場合、速やかに適用しましょう。

2017-04-09

仮想通貨に対応した改正資金決済法が施行

2017年4月から、仮想通貨に対する改正資金決済法が施行されました。
正確には、2016年5月に成立した「情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する法律」により、「資金決済に関する法律」が改正され、2017年4月1日から、仮想通貨に関する新しい制度が開始されたものです。

[平成29年4月から、『仮想通貨』に関する新しい制度が開始されます - 金融庁:4月3日]
http://www.fsa.go.jp/common/about/20170403.html

仮想通貨に関する、改正のポイントは以下の4点です。

  1. 仮想通貨の定義
    不特定多数間での物品購入・サービス提供の決済・売買・交換に利用できる「財産的価値」で、情報処理システムによって移転可能なもの、と定義されました。
    つまり、法定通貨ではないものの、決済手段の一つと解釈されています。
     
  2. 仮想通貨交換業に係る登録制の導入
    仮想通貨交換業を定義し、仮想通貨交換業者に資本要件・財産的基礎等を満たした上で、内閣総理大臣の登録を義務づけています。
     
  3. 仮想通貨交換業者に対する業務規制
    仮想通貨交換業者は利用者への取引内容や手数料等の情報提供、システムの安全管理や利用者財産と自己資産の分別管理を行い、定期的にその状況について公認会計士又は監査法人の監査を受けることが求められています。
     
  4. 仮想通貨交換業者に対する監督
    仮想通貨交換業者は、帳簿書類・報告書の作成、監査報告書を添付した報告書の提出、立入検査、業務改善命令等の監督規制を受けることになりました。


仮想通貨が定義され、仮想通貨交換所 (仮想通貨交換業者) は登録制になり、国内であれば行政から業務規制と監督を受けることになりました。
2013年に破綻したBitcoin交換所のマウントゴックス (Mt. Gox) のような仮想通貨交換所 (仮想通貨交換業者) は規制と監査をうけるため、不正会計処理を行いにくくなり、利用者の安全性が高まることになりました (資産の分別管理などFX事業者と同レベルの規制です) 。

これに伴い、マネーロンダリング対策としての犯罪収益移転防止法の義務を負う「特定事業者」に仮想通貨交換事業者を追加し、同法に規定される口座開設時の本人確認義務、疑わしい取引の当局への届出義務等も適用されることになりました。
利用者からしてみれば、仮想通貨交換所 (仮想通貨交換業者) を国が監督することで、安全性が高まることは良いことです。

現在のところ、仮想通貨はBitcoin (BTC) の流通が圧倒的で、次点がEthereum (ETH) 、他はRipple (XRP) 、Litecoin (LTC) やMonero (XMR) といったマイナー仮想通貨 (Altcoinと呼ばれます) が流通しています。

ビックカメラがBitcoinによる決済を試験導入するなど、利用できる環境も少しずつ拡大しています。

[仮想通貨ビットコインでお支払いが出来る決済サービスを4月7日より試験導入 (PDF) - ビックカメラ:4月5日]
http://www.biccamera.co.jp/ir/news/pdf2017/pr-170405.pdf

Moneroなどは匿名暗号通貨と呼ばれ、送金元や送金先を特定できないぐらいに匿名性を高めた仮想通貨です。
(Bitcoinといったこれまでの仮想通貨は、ブロックチェーンに取引内容が記録され続ける)
匿名暗号通貨はその匿名性の高さからAltcoinの中でも人気が出ています。
匿名暗号通貨はマネーロンダリング対策のしにくさから、今後、何らかの形で規制される可能性もあります。

今後も仮想通貨を取り巻く環境の変化は、目が離せません。

2017-03-26

疑問が生じる商品…殺菌済み乳酸菌飲料

自販機などで乳酸菌飲料を見かけることがありますが、ほとんどが「殺菌済み」と書かれています。
まるで乳酸菌の整腸作用があるような印象を持つデザイン・記載がほとんどですが、何を期待する飲み物なのでしょうか?

乳酸菌は、乳酸を産生する細菌類です。
腸内細菌叢 (腸内フローラ) に常在して、他の病原微生物と拮抗することによって腸内環境の恒常性維持に役立っていると考えられています。
しかし、殺菌済み乳酸菌飲料は、殺菌済みなので乳酸菌の整腸作用は期待できません。

味わいはともかくとして、乳酸菌の生成した「乳酸」の効能に期待するのでしようか?
製造・販売元としては「乳酸菌」のイメージによって健康的な飲料のイメージと結びつけて販売したいのだと思います。

確かに明示的に整腸作用をうたっているわけではないので、問題はないのでしょう。
ですが、あたかも生きている乳酸菌が入っていて効能があるかのようなデザイン・記載はやめるべきです。

2017-02-26

NPO法人「歴史の真実を求める世界連合会 (GAHT) 」へ寄付しました

アメリカ合衆国カリフォルニア州グレンデール市に設置された慰安婦像の撤去をめぐり、アメリカ合衆国在住の日本人や日系アメリカ人がアメリカ合衆国連邦最高裁での上告審を求めています。

その団体であるNPO法人は、
「歴史の真実を求める世界連合会 (GAHT:The Global Alliance for Historical Truth) 」
です。

[The Global Alliance for Historical Truth (GAHT) ]
https://gahtjp.org/

以前からこの知っており、団体として活動が適切か、寄付金の使い方は問題無いか等の確認を続け、先月にGAHTへ寄付しました。

昨日、産経ニュースでもGAHTの米連邦最高裁での上告審を求めている活動で、日本政府が意見書を提出したことが取り上げられました。

[米グレンデール慰安婦像撤去訴訟、日本政府が米最高裁判所に審理求める意見書提出 - 産経ニュース:2017-02-25]
http://www.sankei.com/politics/news/170225/plt1702250008-n1.html

アメリカ合衆国政府の調査やジャーナリストのマイケル・ヨン氏の調査により、いずれにしても従軍慰安婦は日本政府が主導して強制したことはなく (スマラン慰安所事件などは、日本軍の軍令を無視した一部の日本軍人が事件を起こした事件で日本軍や日本政府主導ではない) 、殺害もされていないことが明らかとなっています。

真実からかけ離れた日本人への謂れ無きヘイトに楔を打ち、汚名を着せられた先祖の恥辱をそそがねばならない、と一人の日本人として私は思います。

今回のGAHTへの寄付は小さな行動ではありますが、日本人の祖先の恥辱をそそぐことに少しでも貢献できれば、と思います。

2017-02-05

当ブログ「Skygear」が常時SSLに対応

当ブログが常時SSLに対応しました。

このブログ (Blog) 「Skygear」のガジェットなどで使用しているURLをHTTPSのURLに切り替え、しばらく経ちましたが、安定して表示されることを確認しました。

[Blog「Skygear」のSSL非対応のURL]
http://skygear.blogspot.jp/

[Blog「Skygear」のSSL暗号化に対応したURL]
https://skygear.blogspot.jp/

常時SSLに対応したURLについて、各Webブラウザではアドレスバーで以下のような表示が行われます。
Google Chrome で常時SSLに対応したWebサイトを表示した場合

Internet Explorer で常時SSLに対応したWebサイトを表示した場合

しかし、まだ当ブログのホスティング先であるBloggerが提供する機能の一部は、SSL暗号化に対応していません。
例えば、Bloggerが提供するRSS (XML) フィードはHTTPで記事のURLが提供されています。
しかし、今後はSSL暗号化は一般化し、あたりまえになっていくので、いずれ対応するものと思います。

【SSL/TLSのメリット】
  • サイトのセキュリティ強化
    改ざんやなりすましの防止、マルウェア対策、盗聴防止、Free Wi-Fiからの接続の安全性確保など。
  • HTTP/2対応ブラウザで表示が早くなる
    IE、Safari、Firefox、Chromeなど主要ブラウザの最新バージョンはHTTP/2に対応済みのため表示速度も若干、早くなる。
ちなみに、既にポータルサイトやSNSサイト (Google、Facebook、Twitter、Yahoo!など) をはじめ、多くのWebサイトが「常時SSL」になっています。
  • 有料のクラウドサービス (AWSなど) は、ほぼ全て常時SSL化されています。
  • govドメイン (アメリカか合衆国の政府機関) は2016年末をもって、常時SSLになりました。
  • 2017年中にはHTTPS/HTTP比は50%を超え逆転すると言われています。
心配なのは、証明書発行元の信頼性は十分に担保されているのか、といったところでしょう。
SSL/TLSは完全な安全性を確保する仕組みでは無いものの、インターネットのセキュリティが強化されていく方向は歓迎です。

2017-01-09

2016年に購入した主な商品

2016年に購入した主な商品を備忘録的に記載してみます。

  1. オーブンレンジ RE-S208-W (SHARP)

    2000年4月に購入したオーブンレンジが故障したため、買い換えました。
    購入当時で19,180円 (税込) 。
    容積も15Lモデルから20Lモデルへクラスチェンジしました。
    ブレーカーが落ちないか心配なので、900Wの最大出力はほとんど使用していませんが、良く働いてくれています。
     
  2. カシミヤ100% マフラー

    使用していたカシミヤ (カシミア) のマフラーは直ぐにほつれたり、毛羽立ったりしたので、マフラーを買い換え。
    購入当時で6,900円 (税込) 。
     
  3. アウトドアナイフ SRK (Survival Rescue Knife) SAN MAI III 38CSM (Cold Steel)

    必要だったので購入。
    購入当時で17,375円 (税込) 。
     
  4. ツーパンツ・オーダースーツ (花菱縫製)

    [オーダースーツ HANABISHI]
    https://shopping.geocities.jp/hanabishihousei/  (Yahoo!ショッピング)
    https://www.rakuten.ne.jp/gold/hanabishi/       (楽天市場)

    使用していたスーツのジャケットやスラックスがボロボロになってきたので新規購入。
    合計60,346円 (税込) 。
    ジャケットにはいくつかのオプションを追加、またスラックスは消耗品のためツーパンツにしました。
     
  5. 革靴 TEXCY LUXE (テクシーリュクス) モンクストラップ TU-7772、ストレートチップ TU-7774 (アシックス商事)

    革靴もボロボロになってきたのでモンクストラップとストレートチップを新規購入。
    モンクストラップ TU-7772が5,158円、ストレートチップ TU-7774が5,149円の合計10,307円 (税込) 。
    本革の革靴とは思えない履きやすさですが、どの程度、使用に耐えられるかが気になるところです。
     
  6. コードレスクリーナー Dyson V8 Fluffy+ (Dyson)

    2007年購入の掃除機に限界が来たため、買い換え。
    使い方から考えて、キャニスター型からコードレスクリーナー型に掃除機のタイプを変更。
    Dyson V6やElectroluxなどとも比較、検討した結果、Dyson V8 に。
    購入当時で55,285円 (税込) 。
    購入当時、FluffyとFluffy+の金額差が数十円だったため、Fluffy+を選択。
    追加でスタンドも購入しました。
     
  7. SIMフリースマートフォン ASUS ZenFone 3 ZE520KL (ASUS JAPAN)

    2年半使用してきた古いスマートフォンがボロボロになってきていたため、買い換え。
    購入当時で42,768 (税込) 。
    体感としては古いスマートフォンで不満だった認証画面の反応などが改善され、満足です。
    ハードケースと液晶保護ガラスフィルムも購入しました。
2016年に購入した主な商品はDysonのコードレスクリーナーとASUSのスマートフォンでした。
どちらの商品にも満足しています (高かったけど) 。
2017年は、基本料金が変わらなければフィーチャーフォンを買い換えたいですね。

2017-01-03

2017年自分戦略

(1) 決済サービス (クレジットカードなど)

【2016年の結果】
  • 使用中のクレジットカードにサービス改悪がないか、動向の把握に努める。
    →現在のところ、改悪の情報なし。 
 
【2017年の計画】
  • 使用中のクレジットカードにサービス改悪がないか、動向の把握に努める。
 
(2) ポイント・電子マネー

【2016年の結果】
  • ポイントサービスの改善や改悪、廃止が発生していないか、動向の把握に努める。
    →現在のところ、改悪の情報なし。
  • [New!] サポートが最悪になったためポイント管理を「MoneyLook」から「ポイ探」へ移行する。
    →完了。

    [ポイント探検倶楽部]
    http://www.poitan.net/
 
【2017年の計画】
  • ポイントサービスの改善や改悪、廃止が発生していないか、動向の把握に努める。
 
(3) 仮想通貨

【2016年の結果】
  • 「BITCOIN.CZ」で、プールマイニングを継続する。
    →「BITCOIN.CZ」でのプールマイニングは終了。
  • 仮想通貨 (特にBitcoin及びRepple) について規制など、動向の把握に努める。
    →Bitcoinの仕様上の問題点が見えてきているが、市場の8割をBitcoinが占め変化なし。
    →Ethereumがハッキングによる盗難への対処としてハードフォークするも、結局、2種類に分離。
  • [New!] 「MinerGate」を使いAltcoinを試験マイニングする。
    →環境を整え、試験マイニング中。

    [MinerGate]
    https://minergate.com/
 
【2017年の計画】
  • 「MinerGate」を使い、Altcoinをマイニングする。
  • 仮想通貨 (Bitcoin及びAltcoin) について規制など、動向の把握に努める。
 
(4) 資産運用

【2016年の結果】
  • 10年利付国債を定期的に購入し、ラダー型運用を継続する。
    →日本銀行のマイナス金利政策により10年利付国債の購入を停止。
  • アセットアロケーションで決めた資産配分に従い、ポートフォリオのリバランスを検討する。
    →低コストの各種インデックスファンドが国内でも登場したため、海外ETFへの積み立てから国内の投資信託の積み立てへ変更。
  • [New!] 個人向け国債 (変動10年) を定期的に購入し、ラダー型運用を継続する。
    →定期的に購入し、ラダー型運用を継続中。
 
【2017年の計画】
  • 個人向け国債 (変動10年) を定期的に購入し、ラダー型運用を継続する。
  • アセットアロケーションで決めた資産配分に従い、ポートフォリオのリバランスを検討する。
 
(5) 銀行・信金

【2016年の結果】
  • 両親の資産に関して、管理計画に基づき、資産管理を実施する。
    →母が65歳になり、老齢厚生年金の全額受給を開始。
  • 利用している銀行、信用金庫の経営状況について動向の把握に努める。
    →利用中の信用金庫が支店統廃合で支店名と支店コードが変更。
    →現在利用中の銀行、信用金庫とも、経営状況は安定的に推移していることを確認。
  • [New!] 日本銀行のマイナス金利政策により、父名義の国債の運用停止を検討する。
    →父名義の2年利付き国債の運用を停止。
 
【2017年の計画】
  • 両親の資産に関して、管理計画に基づき、資産管理を実施する。
  • 利用している銀行、信用金庫の経営状況について動向の把握に努める。
 
(6) 公共サービス

【2016年の結果】
  • フィーチャー・フォンの契約プランの見直しを行う。
    →変更を実施し、完了。
  • マイナンバー制度に伴う証券会社などへの登録手続きを行う (父、母、自分自身) 。
    →父、母が使用している銀行を含め、完了。
  • マイナンバー制度の個人番号カードの交付を受ける。
    →発行がかなり遅れたが、完了。
  • サービスの改善や改悪、廃止が発生していないか動向の把握に努める。
    →電力の小売全面自由化にともない情報収集を開始。
 
【2017年の計画】
  • 電力の小売全面自由化にともない購入先の変更を検討する。
  • サービスの改善や改悪、廃止が発生していないか動向の把握に努める。
 
(7) 保険・年金

【2016年の結果】
  • 火災保険について、今後の方針を検討する。
    →地震保険が2017年1月に保険料の値上げが実施される予定のため、更新時の保険料について注意する。
 
【2017年の計画】
  • 火災保険について、地震保険の保険料値上げなど動向の把握に努める。
 
(8) 実家関連

【2016年の結果】
  • 父名義の不動産の売却を進める。
    →不動産会社と専任媒介契約を締結。
  • 母名義の不動産の売却先を検討し、情報を集める。
    →現状、進展なし。
 
【2017年の計画】
  • 契約した不動産会社を通じて父名義の不動産の売却を進める。
  • 母名義の不動産の売却先を検討し、情報を集める。
 
(9) その他

【2016年の結果】
  • ストレス障害の継続治療を行い、回復をはかる。
    →認知行動療法について情報を収集。
    →継続治療中。
  • マインドフルネスについてより情報を集め、実践する。
    →マインドフルネスの情報を集め、実践中。
  • LPIC (Linux技術者認定試験) 、ORACLE MASTER Silverを2016年3月までに取得・更新する。
    →LPIC レベル2取得完了。

    [LPICレベル2に認定 - Skygear]
    https://skygear.blogspot.jp/2016/03/lpic2.html

    →ORACLE MASTER Silverは資格を維持するかを含めて継続検討中。
  • TOEICスコア600点以上を目指す。
    →未達成。
  • [New!] 転職する。
    →転職し、試用期間も満了。
 
【2017年の計画】
  • 認知行動療法について、更に情報を集め実践する。
  • マインドフルネスについて、更に情報を集め実践する。
  • ORACLE MASTER Silverについて更新するか、しないかを含めて検討する。
  • TOEICスコア600点以上を目指す。

2016年は転職という大きな転機がありました。
2017年も小さな一歩であっても少しずつでも前進できるよう、克己心を持って物事に取り組みたいと思います。

2016-12-11

皆、頑張っているんだから、乗っかれ!

「皆、頑張っているんだから、乗っかれ!」

全体を俯瞰して、「皆、頑張っているんだから、自分も頑張ろう!」と無理・無茶をしすぎて体調を崩しては、トータルとして皆に迷惑をかけ足を引っ張る結果になります。

チームメンバーを信じて「皆、頑張っているんだから、乗っかれ!」ぐらいが、無理・無茶をしない範囲で頑張るちょうど良い感覚なのです。

それとも、あなたはチームメンバーを信頼できませんか?

信頼できる有能なチームは、自身の能力を最大限に発揮できる環境の一要素です。

2016-12-04

「保育園落ちた日本死ね」の新語・流行語大賞トップテン入りに違和感

2016年12月01日(木)に、自由国民社の「ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されました。

[ユーキャン新語・流行語大賞 - 自由国民社]
http://singo.jiyu.co.jp/

その中で、「保育園落ちた日本死ね」の流行語大賞トップテン入りに違和感、そして、日本人として強い不快感と憤りを覚えました。

【ユーキャン新語・流行語大賞の趣旨】
軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶ。

先に申し上げておきますと、自由国民社という民間企業が選考委員会を設置して発表するので、「表現の自由」の範囲ではあります。

しかし、世相、すなわち、世の中のありさま・風潮は「日本ね」なのでしょうか?
特に、日本に住み日本の立法府で働く民進党の山尾志桜里衆議院議員が、慢心の笑みでこの「保育園落ちた日本死ね」の受賞者として登壇したことにも憤りを覚えます。
確かに待機児童問題は、保育園や幼稚園の管轄である厚生労働省や文部科学省の行政として改善への取り組みは必要です。
ですが、はたして「日本死ね」というヘイト (日本を明確に忌み嫌う意味合い) を含む言葉に対して日本の国会議員がのって良いものでしょうか
それは改善への取り組みに必要なことなのでしょうか
受賞を通じて「保育園落ちた日本死ね」という言葉を世相に反映させたがっており、かつ、山尾議員は対案では無く、この言葉を政府批判に活用したいだけにしか思えません。

民間の賞である、スポーツ紙を含む各新聞社の記者が中心となって決定する「日本レコード大賞は、かつて「売り上げは立派だが、品性・品格において大賞に相応しくない」として、とあるアーティストの楽曲を選から除きました。

民間の賞とはいえ、自由国民社の「ユーキャン新語・流行語大賞」は注目を浴びるようになっています。
NHKでも「ユーキャン新語・流行語大賞」は取り上げられましたが、News9をはじめとした複数の報道番組の街頭アンケートでは、「保育園落ちた日本死ね」への投票はゼロでした。
軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって選ぶのでしたら、日本国民の世相の品性・品格も考慮してほしいと思います。

2016-11-23

スマートフォンを買い換えました (2016年11月)

私は、フィーチャーフォンとデータ通信専用スマートフォンの2台を運用しています。
(データ通信専用スマートフォンはBYOD用途にも使用)
通信専用スマートフォンは、MVNO (Mobile Virtual Network Operator) のBIGLOBEのSIMをさして利用しています。
使用中のスマートフォンがボロボロになり、BIGLOBEがASUS 「ZenFone 3 (ZE520KL) 」の取り扱いを始めたため、前回購入時 (2014年3月) から数えて約2年半年ぶりにスマートフォンを買い換えました。
金額的には総額で、約4万円です。

  買い換え前…SHARP 「AQUOS PHONE SH90B」
  買い換え後…ASUS 「ZenFone 3 (ZE520KL) 」

[ZenFone 3 (ZE520KL) ] (C) ASUSTeK Computer Inc. All rights reserved.

スマートフォンの機種変更時には、ワンタイムパスワード (2段階認証) の移行に注意が必要です。
私が使用しているワンタイムパスワード (2段階認証) を中心に、わかる範囲でまとめてみました。

  • Google認証システム
    • Googleアカウント

      [Googleアカウントの設定ページ - Google]
      https://myaccount.google.com/

      方法1:Googleアカウントの設定ページにログインし、 [2段階認証プロセス] の [確認コード] タブにある [別の携帯端末に移動] のリンクをクリックし、新しいGoogle認証システムでQRコードを撮影するか、シークレットキーを入力して、登録を完了させます。
      方法2:Googleアカウントの設定ページにログインし、 [2段階認証プロセス] を解除、再度 [2段階認証プロセス] を設定し、Google認証システムでQRコードを撮影するか、シークレットキーを入力して、登録を完了させます。
       
    • Microsoftアカウント

      [Microsoftアカウントのセキュリティ設定ページ - Microsoft]
      http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=529561

      Microsoftアカウントの[セキュリティ設定] に移動し、 Microsoft アカウントでサインインします。
      [2 段階認証] セクションで、[2 段階認証の無効化] を選んでこれを無効にします。
      [2 段階認証のセットアップ] を選んで再度これを有効にし、QRコードを撮影するか、シークレットキーを入力して、登録を完了させます。
       
    • Yahoo! Japan

      [ワンタイムパスワードの利用を停止する - Yahoo! Japan]
      http://www.yahoo-help.jp/app/answers/detail/a_id/41957/p/544/related/1

      一度、ワンタイムパスワードの利用を停止します。
      停止後、パスワードのみでログインし、再度、ワンタイムパスワードを再設定し、アプリに登録します。
       
    • Blockchain (Bitcoin Wallet)
      一度、ワンタイムパスワードの利用を停止します。
      停止後、再度、ワンタイムパスワードを再設定し、アプリに登録します。
       
    • GateHub (Ripple wallet)
      一度、ワンタイムパスワードの利用を停止します。
      停止後、再度、ワンタイムパスワードを再設定し、アプリに登録します。
       
  • 三井住友銀行
    ワンタイムパスワードアプリから登録を削除します。
    アプリを新しいスマートフォンにインストールし、あらためて有効化をおこないます。
     
  • 某地方銀行
    Webサイトへログインした後のメニュー画面の [ワンタイムパスワード申請] からワンタイムパスワードの利用解除を行います。
    解除後、再度、ワンタイムパスワードを再設定し、アプリに登録します。
     
  • 某信用金庫
    一度、ワンタイムパスワードの利用を停止します。
    アプリを新しいスマートフォンにインストールし、表示されたシークレットキーをあらためてWebサイトへ登録します。

そして、アカウントやデータの移行が完了次第、古いスマートフォンを利用しない場合はスマートフォンの「アカウント」からGoogleアカウントの登録を削除します。
後は、古いスマートフォンを利用しない場合は初期化 (リセット) することで処分可能になります。
これで、古いスマートフォンから新しいスマートフォンへの移行は完了です。

それにしても、Webサービスで利用するワンタイムパスワード (2段階認証) アプリが増えてきました。
Googleアカウントの2段階認証は、スマートフォン本体の買い換えを機会として「Google prompt」 (登録したスマートフォンへ通知を行い認証する仕組み) に変更しても良いかもしれません。
その方がセキュリティはそのままに、利便性が向上します。
また、一部の金融機関ではログイン時にだけワンタイムパスワードを使用し、口座振込などでは暗証番号カードを使うといったシステム側の対応が追い付いていないケースもみられました。

Webサービスを提供している事業者には、Webサイトの利便性とセキュリティ設計をしっかり検討し実装してほしいと思います。

2016-11-20

部下や後輩を指導するときの情報の提示

・その仕事にどんな意味があるか?
・その仕事ではどういったことが重要か?
・その仕事はどのように進めればいいか?
 (進めるにあたって注意する点はあるか?)

部下や後輩を指導するなら、「プロ意識」をもって、スマートに (自身の体力を過信しないで) 仕事を進められるよう、上記の情報を提示しながら指導にあたりたいと思う。

同時に、自分自身もこれらを意識しながら、矜持を持って仕事にあたりたいと思う。

2016-10-02

秋口のジンクス (ぼやき)

私には毎年、秋口に必ず敵対者が発生する、という困ったジンクスがあります。

今年もこのジンクスが発動し、敵対者が発生しました。

半年かけて、ゆっくりと対処することになります。

ここ、10年以上にわたり、このジンクスが続いています。

何が原因で、このような因果となっているのでしょうか?

静かに、のんびり、ゆっくり、まったりと、気楽に過ごしたいものです。

2016-09-25

KB3189866のインストールが終わらない不具合への対処法

2016年9月にリリースされたWindows 10の更新プログラム「KB3189866」のダウンロードが進まない不具合が発生しています。
Windows Updateでダウンロードが45%から進まない
私が経験したものは、Windows Updateでダウンロードが45%から進まない、という不具合でした。
そのときの対処法を記載します。

【更新プログラム KB3189866のインストールが終わらない不具合への対処法】
  1. Microsoft Edgeではなく、Internet Explorerで「Microsoft Updateカタログ」へアクセスします。
    [Microsoft Update カタログ]
    http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/home.aspx
    Microsoft Update カタログ
  2. 「KB3189866」を検索し、バスケット (ダウンロードリスト) に登録後、ダウンロードします。
    32ビット版と64ビット版があるので注意してください。
    ダウンロードの進行状況
  3. ダウンロード完了後、ダウンロードした更新プログラムを手動実施し、適用します。


マイクロソフトは、上記のMicrosoft Update カタログから手動でインストールする方法を正式な対処法として公開しました。

[Windows 10 バージョン 1607 累積的更新プログラム KB3189866 のインストールが終わらない (Windows Update)]  (「Sway」ドキュメント)
https://t.co/fQIJfYRrdO

ちなみに、下記は更新プログラムへの直接のダウンロードURLです。
ただし、URLは変わる場合があるため、リンク切れの場合はやはりMicrosoft Update カタログからダウンロードするようにしてください。

[32ビット版用 KB3189866]
http://download.windowsupdate.com/d/msdownload/update/software/secu/2016/09/windows10.0-kb3189866-x86_48cc54806747877357a732fee03118eb38e92947.msu

[64ビット版用 KB3189866]
http://download.windowsupdate.com/d/msdownload/update/software/secu/2016/09/windows10.0-kb3189866-x64_2c3e91a8162269579c8bf26a502c620d41efef0d.msu

更新プログラムの容量は32ビット版で約255MB、64ビット版で約431MBあります。

2016-09-10

ファミリーマートとサークルKサンクス、統合後はTポイントに一本化

2016年9月1日に、サークルK・サンクスの親会社のユニーグループ・ホールディングスがファミリーマートと経営統合 (ファミリーマート→ユニー・ファミリーマートホールディングスに社名変更) しました。

サークルK・サンクスは、順次、ファミリーマートに転換されていきます。
これまでサークルK・サンクスはRポイント (楽天スーパーポイント) を採用、ファミリーマートはTポイントを採用してきました。
日本経済新聞の記事によると、統合後はTポイントに一本化するそうです。
下記は2016年8月25日の日本経済新聞電子版の記事からの一部引用です。

──引用ここから──────── 
ファミマとサークルKサンクス、Tポイントに一本化 
 9月に経営統合するサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスとファミリーマートは、傘下のコンビニエンスストアで採用する共通ポイントを「Tポイント」に一本化する方針を固めた。これまではファミマがTポイント、サークルKサンクスは「楽天スーパーポイント」を採用していた。 
──引用ここまで────────
資本関係、会費、通信費、事務処理費などを考えると両立ではなく一本化が答えなのでしょう。
共通ポイントカードは、Tポイント、Ponta、Rポイントなどがありますが、これでTポイントは勢力拡大、Rポイントは全国規模で展開するコンビニの対応を失い、劣勢になりました。
Rポイントを気軽に使える物理店舗のあるお店が、大きく減ることになりました。

[楽天ポイントカードが使えるお店]

私の場合、Tポイントへの一本化は、ポイント運用の効率化の観点から歓迎です。
しかし、旧・サークルK・サンクスでRポイントが使用できなくなれば、今後、Rポイントカードの使用頻度は確実に減ります。
楽天スーパーポイントをどう活用していくかを考えなくてはなりません。
スマートフォン用の楽天ポイントカードアプリはありますが、レビューを見ると品質が悪いらしく、かつ、採取される情報が多岐にわたるため、インストールしたくありません。
しかし、財布に使用頻度が低いポイントカードを入れておくのも嫌なので、どうするのがベストか、今後のポイント運用を考える必要がありそうです。

2016-08-28

サービスの変動が続くクラウド・ストレージ・サービス

【MicrosoftのOneDrive】
Microsoftが提供するクラウド・ストレージ・サービスの「OneDrive」の無料容量縮小が2016年07月27日に開始され、それから約1ヶ月が経過しました。
スマートフォンなどから自動バックアップをOneDriveアプリケーションで設定していると、無料で容量が増加したカメラアップロード機能向けの15GB追加ボーナスも終了しました。
私の場合、一気に容量が1/3以下になるほど小さくなり、利用する上で、容量を気にしないといけなくなりました。

【AmazonのAmazon Drive】
また、Amazonが提供するクラウド・ストレージ・サービスの「Amazon Drive」は、2016年07月20日より容量無制限の「Unlimitedストレージ」プランの提供を開始、同時に5GB無料サービスの提供を終了しました。
ちなみに「Unlimitedストレージ」プランの料金は、Amazonプライム会員であっても年額1万3800円です。
なお、写真だけなら、Amazon Driveに写真を無制限に保存できる「プライム・フォト」はAmazonプライム会員なら誰でも追加料金なしに利用可能です。

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クラウド・ストレージ・サービスは新サービスが登場しては消えていく状況で、恒久的に安定して使用できるサービスが、未だに見つからない状況です。
アップロード速度・ダウンロード速度、対応デバイスはPCだけか、スマートフォンは対応しているか、PCなどのオリジナルファイルと同期する方式か、マニュアルで操作する方式か、も気になるところです。

今後もクラウド・ストレージ・サービスは各社が試行錯誤を繰り返しながら、しばらくはサービスの変動が続きそうです。