しかも内容証明郵便ではなく、通常郵便で。
今回、届いた架空請求ハガキ |
────引用ここから────
民事訴訟裁判通達書
訴訟番号 平成26年 [■]第XXX
本状を以て、あなたの民事訴訟起訴事実の通達とします。
販売業者及び回収業者からあなたに対する訴状が提出されました。
当センターまで至急ご連絡下さい。
本状は「総合消費者民法特例法」上、「司法認可通達書」となります。
連絡なき方につきましては、やむを得ず裁判所から書類通達(口頭弁論期日呼出通知)の後、指定裁判所へ出廷となります。
また裁判後の処置として給料の差し押さえ、動産物・不動産物の差し押さえの強制執行となります。
また、執行官による「執行証書の交付」を拒否することはできません。
書面での通知となりますので、原告側からの訴状・起訴内容(原告となる業者や未納となった金額、その期間、締結した契約内容など)のお問い合わせについては、必ずご本人よりお願い致します。
当センターがあなたに対して訴訟を起こしているのではありません。
<<窓口>> 03-4434-8614
受付時間 9:15 ~ 17:30 (土・日・祭日を除く)
民事訴訟総合管理支援センター
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3丁目12-13 司ビル4F
────引用ここまで────
・・・書いてある意味がよく分からない。
日本人が書いた文章ではないのかもしれません。
とりあえず、突っ込みどころしかないですが、突っ込みどころをまとめてみます。
- 訴訟が事実なら届くはずの裁判所から訴状が届いていない。
- 原告 (しかも複数のようです) も明らかにされていない。
- 内容証明郵便でもなく通常郵便で届いている。
- 「総合消費者民法特例法」とは、どこの国の法律ですか?
- 「司法認可通達書」とは、どこの国の法的強制力のある文書ですか?
- 「裁判後の処置として給料の差し押さえ、動産物・不動産物の差し押さえの強制執行となります。」の前に、日本では、裁判で損害賠償や慰謝料請求など、差し押さえるための法的根拠が成立していないといけませんが、その訴訟手続きは?
- 「原告側からの訴状・起訴内容のお問い合わせについては」とありますが、日本の場合、それは裁判所から正式な通知文書が送られてくるものですが?
- 「お問い合わせについては、必ずご本人よりお願い致します。」とありますが、日本では弁護士など代理人を立てられますが?
あまりにもレベルが低すぎて、「詐欺だ」と驚く事すらできません。
失笑しかありません。
実に、くだらないことをする、レベルの低い輩がいるものですね。
なお、日本の裁判所は以下のWebサイトで注意喚起を行っています。
[裁判所や裁判所職員等を装った不審な電子メールや電話,郵便物にご注意ください]
(裁判所:2014-12-18, 更新)
http://www.courts.go.jp/about/topics/hushinmail_soumu/
なお、日本の裁判所は以下のWebサイトで注意喚起を行っています。
[裁判所や裁判所職員等を装った不審な電子メールや電話,郵便物にご注意ください]
(裁判所:2014-12-18, 更新)
http://www.courts.go.jp/about/topics/hushinmail_soumu/
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