昨年と同様にちょっと騰落率を計算してみました。
[2009年の投資成績 - Skygear]
http://skygear.blogspot.com/2010/01/2009.html
1年間騰落率 (円ベース) … -0.74%
設定来騰落率 (円ベース) … +2.45% (年率平均)
残念ながら、1年間騰落率は下落という結果になりました。
これは1年間でUSD/JPYの為替レートが12%もドル安 (93円台後半→81円台前半) になり、為替差損が膨らんだためです。
(ちなみに、投資用にドルを購入したときの為替レートは103円台前半)
次に資産クラス別にパフォーマンスを見てみます。
以下が投資している資産クラス (詳細) 別の騰落率です。
2010年からは外国債券のFX (スワップポイントのみ、為替取引損益を除く) へのスイッチを行っています。
また、国内物価連動債券は2009年に処分したため資産クラスから外しています。
資産クラス | 1年間騰落率 | 設定来騰落率 (年率平均) | コメント |
---|---|---|---|
国内株式 | +3.35% | -2.05% | 国内株式は景気回復の踊り場に。 |
国内REIT | +45.28% | +18.74% | 日銀の介入で大きく回復。中国マネーが流入しているとの噂も。 |
国内債券 | +6.49% | +3.09% | 世界的なリスク回避の流れで債券価格が上昇。 |
外国株式 | -3.13% | -1.27% | 為替差損が影響しマイナス。 |
新興国株式 | -16.18% | +20.37% | 為替差損が影響しマイナス。 |
外国REIT | +9.43% | -3.12% | 外国不動産はまだまだ回復過渡期。為替差損も影響。 |
外国債券 + FX | +13.72% | +1.42% | 外国債券のみを見ると、為替差損の拡大によりマイナス。 |
新興国債券 | -3.62% | -0.35% | 為替差損が影響しマイナス。 |
外国物価連動債券 | -9.67% | -1.85% | 世界的な物価はデフレ懸念継続、為替差損も影響。 |
合計 | -0.74% | +2.45% | 2010年は為替差損が影響しマイナス。 |
こうしてみても、海外投資はドルによる投資なので為替差損 (円高ドル安) が大きく影響しています。
国内株式が回復していないにもかかわらず、国内REITが大きく回復していることには若干の不安を覚えます。
国内債券は、債券価格がバブルのように高騰しました。 (金利は低下)
なお、債券にそぐわない高騰のため、上がったところで国内債券の投資信託は全て売却しました。
海外はEU諸国の財政不安、アメリカのドル安政策 (転換の可能性有り) など不安要素が残っています。
国内は円高ドル安による企業業績への影響の不安が残っています。
不安要素は多いですが、2011年もあわてずゆっくりやっていきましょう。
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