スマトラ沖地震を覚えているだろうか。
以下はその地震被害への各国の支援支出状況である。
◆スマトラ沖地震への各国の支援
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オーストラリア 7億6500万ドル (5年間で)
ドイツ 6億6400万ドル
日本 5億 ドル
アメリカ 3億5000万ドル
ノルウェー 1億8300万ドル
カナダ 1億3600万ドル
フランス 1億 300万ドル
イギリス 9500万ドル
デンマーク 7600万ドル
スウェーデン 7550万ドル
スペイン 6800万ドル
中国 6300万ドル
台湾 5000万ドル
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日本は一括で5億ドル分を支援した。
他の国は、複数年での分割払いなどで支援しているが、災害復旧は早ければ早いほどいい。
各国には早い支援を望みたい。
◆アメリカの場合
[検証:スマトラ沖地震]
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/sumatora/serialization/3.html
アメリカは、
「3500万ドルを支援を約束」
↓
「批判を受けて3億5000万ドルを支援を約束」
↓
「米国が約束できる支援額は6000万ドル程度と発言」
↓
「批判を受ける」
これらのあとに、ようやく3億5000万ドル分の支援を実行したようだ。
それでも戦争に使っている2005年度予算の0.35%程度なのだが(2005年度にブッシュ政権が要求した追加の戦争費用は1,000億ドル)
[ブッシュ大統領:「津波災害援助は米国に利益をもたらす」]
[ライス国務長官:「津波災害は米国にとって素晴らしい機会」]
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/cat2250905/
◆支援約束を破った国
支援の約束を破った国もある。
韓国だ。
「5000万ドル」
↓
「のちに500万ドルに減額」
↓
「610万ドルを分割で約束」
と、韓国は、当初発表の1/8程度の支援となった。
この金額は、ミハエル・シューマッハ氏の1000万ドルの支援を下回っている(シューマッハ氏はすごい人だと思う)。
あのアメリカですら約束を守ったのだ(指導者層は利益だの言っているが)。
韓国が、当初の支援の約束を守ることを望みたい。
[外務省: スマトラ沖大地震及びインド洋津波被害]
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/asia/sumatra_tsunami.html
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