送電システム (イメージ) |
そんなある日、電気契約を結んでいた東京電力エナジーパートナーから「都市ガス」の電話勧誘 (発信電話番号:0120-005-441) がありました。
その電話勧誘は…
- 担当者は特定商取引法を知らず電話勧誘で告げなければならない事項のいくつかを省略した。
・「東京電力」と名乗り「東京電力エナジーパートナー」と名乗らなかった
・勧誘目的であることを告げなかった
など。 - 「勧誘の電話であれば断る」と告げたが、その直後にガスの勧誘を始めるなど、特定商取引法に違反する行為を行った。
- 都市ガスの勧誘について断ったにもかかわらずガスの勧誘を始めたこと、特定商取引法に基づいて東京電力エナジーパートナーが電話勧誘で告げなければならない事項を告げていないことについて抗議すると、「個人情報保護法に基づいて~」などと特定商取引法違反と論点の異なる主張を始めた。
- 別途、東京電力エナジーパートナーへ抗議したところ「お客さま相談室」より電子メールで回答があったが、法律違反には全く触れず、「ご気分を損なう結果」についての謝罪するのみで論点のずれた対応に終始し、まったく法律違反を反省しなかった。
[特定商取引法違反被疑情報提供フォーム] (消費者庁)
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_transaction/specified_commercial_transactions/disobey_form/
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_transaction/specified_commercial_transactions/disobey_form/
この不愉快な電話勧誘に突き動かされ、尻に火が付いたため、即日、東京ガスに電気契約を切り替えるための行動を起こしました。
[電気のこと] (東京ガス)
http://home.tokyo-gas.co.jp/power/
まず、東京ガスと契約できる状態にしなければなりません。
- 電気メーターをスマートメーターに交換する。
- 契約アンペア数を30アンペア以上にする。
(東京ガスの最低アンペア契約数が30アンペアのため)
これらをクリアするための手続きを申し込み、実施しました。
ブレーカー機能はスマートメーターに内蔵されているため、分電盤からアンペアブレーカーがなくなります。
アンペアブレーカーがあった場所には1次側と2次側の配線を接続するための接続器具が取り付けられます。
分電盤と接続器具 (赤枠の部分) |
電気メーターをスマートメーターに交換すると、電流の測定は カレントトランス (CT:Current sense Transformer) と呼ばれる電流検出用トランスで行われるため、機械式のコイル円盤と比べて電流測定がより正確になり、かつ、電気契約先の変更も工事立ち合いが無くても行えるようになります。
スマートメーター |
【電気契約切り替えの手続きにかかった日数】
- 契約アンペア数変更申し込み+スマートメーター設置申し込み
(切り替え前の電気契約先へ申し込み)
↓ 1週間程度 - 契約アンペア数変更工事+スマートメーター設置工事
(立会い必要)
↓ 工事日は任意…私は工事業者が作業可能な日の中で最短を選択 - 電気契約切り替え申し込み
(東京ガスへの申し込みの場合、現行契約の解約も代行してくれる)
↓ 3週間程度 - 電気契約切り替え完了
(切り替え日は検針日によって変わる模様)
[いつから東京ガスの電気に切り替わるのか知りたい] (東京ガス)
http://support.tokyo-gas.co.jp/faq/show/4077?category_id=471&site_domain=open
────引用ここから────
お申し込み後、切替手続きが完了した後の最初の電気の検針日から、東京ガスの電気に切り替わります。
────引用ここまで────
スマートメーター設置後、電気契約切り替えに伴う立ち合いは必要なく、停電もありませんでした。
東京ガスは家庭向け電力小売事業が2018年3月期に黒字化する見通しを示しており、契約件数は100万件を突破しているので、東京ガスが突然、電力小売事業をやめるといった心配もしなくてよさそうです。
後は、電気事業者の東京電力エナジーパートナーとの契約はなくなったものの、送電会社は東京電力パワーグリッドなので、そこを起点に迷惑な電話勧誘がないことを祈るばかりです。
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