- Windows 10を「オプションの更新プログラム」として提供 ▼
- Windows 10へのアップグレードを「推奨される更新プログラム」に格上げ(企業などの多くのPCでは、「推奨される更新プログラム」を自動的にインストールするよう設定している)
▼ - Windows 10のダウンロードとインストールを促すポップアップ画面を表示(ポップアップ画面には「今すぐアップグレード」と「今夜アップグレード」という2つのボタンしかなく、右上の「×」でポップアップ画面を閉じる以外、どちらをクリックしてもアップグレードが実行されるようになっていた)
▼ - Windows 10のダウンロードとインストールを勝手に予約するポップアップ画面を表示(この新しいポップアップ画面では、「Windows 10へのアップグレードをお勧めしています」というお知らせとともに、アップグレードの具体的な日時が提示される。
アップグレードを拒否するには小さなフォントのリンクを見つけだし、設定を変える必要がある。右上の「×」ボタンをクリックしただけでは、アップグレードは阻止できない)
なんと、Windows 7以降のOSでは、Windows 10のダウンロードとインストールを勝手に予約するポップアップ画面が表示されて、そのまま放置すると勝手にWindows 10にアップグレードされてしまうのです。
検索すると、あちこちのSNSや、Webサイトで勝手にWindows 10へアップグレードされたユーザーがマイクロソフト社を批判している記事がでてきます。
さすがにマイクロソフト社もやり過ぎと思ったのか、Windows 10へのアップグレードを抑止する方法と、Windows 10自動アップグレードを抑止する公式ツール「Upgrade Later」を、トラブルシューティングツールとして公開しました。
[Windows 10へのアップグレードを抑止する方法 - Microsoft]
[トラブルシューティングツール「Upgrade Later」 (70952.diagcab) のダウンロード - Microsoft]
確かに、最新のOSを無償アップグレード提供することは素晴らしいことだと思います。
しかし、たとえ最新のOSでなくとも、ユーザーにはアプリケーション・ソフトウェアなどの更新・改修計画があり、どのOSを使い続けるかの選択肢はユーザーにあります。
しかし、たとえ最新のOSでなくとも、ユーザーにはアプリケーション・ソフトウェアなどの更新・改修計画があり、どのOSを使い続けるかの選択肢はユーザーにあります。
OSのような基盤ソフトウェアを提供する側が、ユーザーに対して一方的なアップグレードを複雑な手順なしにキャンセルできないようにするのは、企業倫理上、問題があるのではないでしょうか?
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