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2013-03-03

PayPalへ登録する氏名と本人確認の問題点

結論から述べます。

PayPalへ最初に登録する氏名はローマ字ではなく日本語にしましょう。

PayPalのアカウントは、大きくは3つに分けられます。

  1. パーソナルアカウント
    オンラインショッピングでの利用が中心で、支払いを受け取ることがまずない個人の方。
  2. プレミアアカウント
    1回あたりの支払い金額が10万円を超える場合、または個人の方で支払いを受け取りたい方。
  3. ビジネスアカウント
    法人としてPayPalを利用したい方。
[アカウントの種類 - PayPal]


個人としての利用の場合、本人登録を行わない「パーソナルアカウント」、または本人登録を済ませた「プレミアムアカウント」を利用します。
口座維持手数料はいずれも無料です。

[ご利用手数料 - PayPal]


ここで「プレミアムアカウント」で利用したい場合、本人確認という面倒なプロセスが必要です。
本人確認を行える提出書類は以下のいずれかです。
  • 運転免許証
  • パスポート + 6ヶ月以内に発行された補完書類
  • 住民基本台帳カード
  • 健康保険証 + 6ヶ月以内に発行された補完書類
  • 各種年金手帳 + 6ヶ月以内に発行された補完書類
  • 各種福祉手帳 + 6ヶ月以内に発行された補完書類
[パーソナルアカウントの本人確認手続き方法 - PayPal]


本人確認書類をスキャナーなどでPCに取り込み、PayPalへアップロードすることで本人確認プロセスが進みます。
海外への送金や支払いでPayPalの利用を想定している方などは、ローマ字で氏名を登録する方も多いかと思います。
しかし、ここで問題が生じます。
上記の本人確認書類には氏名が日本語で書かれているため、本人確認ではじかれてしまいます。
しかも、PayPalへ登録した氏名はコールセンターに連絡しないと変更できないのです。
つまり、PayPalに最初に登録した氏名がローマ字の場合、コールセンターに連絡してPayPalに登録した氏名を日本語に変更する必要が生じます。

ですから、PayPalへ最初に登録する氏名はローマ字ではなく日本語にしましょう。
その上で本人確認のプロセスを完了し、「プレミアムアカウント」になってからコールセンターに連絡して氏名をローマ字に変更するなど必要に応じた対応を取りましょう。

ちなみに、本人確認書類が確認された後、郵送されてくる5桁の暗証番号の数字をPayPalのWebサイトから入力することで、「パーソナルアカウント」から「プレミアムアカウント」への変更が完了します。
誰しも面倒なことは避けたいですが、これがPayPalで「プレミアムアカウント」に変更する最も手間が掛からない方法です。

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