これにより、外為どっとコムの利用者は10月中の取引ができなくなるのでご注意ください。
ただし、決済注文は出来るようです。
[関東財務局 - 株式会社外為どっとコムに対する行政処分について]
http://www.mof-kantou.go.jp/kinyuu/kinshotorihou/7894syobun220917.pdf
[処分理由]
- 2010年7月13日午前6時45分頃に「ユーロ/円」の取引において市場実勢と大幅に乖離したレートを誤配信した。
(市場レート:1ユーロ/111円台、誤配信レート:1ユーロ/55円台) - 2010年9月6日午後3時34分頃に「米ドル/円」及び「ユーロ/円」の取引において市場実勢と大幅に乖離したレートを誤配信した。
(市場レート:1USドル/84円台、誤配信レート:1USドル/100円台)
(市場レート:1ユーロ/108円台、誤配信レート::1ユーロ/100円台) - 2010年9月15日午前5時23分頃にシステム障害を発生させ、多数の顧客取引に影響を与えた。
(ただし、口座数はNEXT総合口座とFXトレード口座を合算したもの)
様々なマスコミに為替レートを提供しているので、名前を目にしたことがある方も多いかと思います。
なお、外為オンライン (株式会社新日本通商) と外為どっとコム (エイチ・エス・フューチャーズ株式会社 = オリエント貿易株式会社) は全く関係がない会社です。
外為オンラインで取引している方はご安心ください。
[外為オンライン - 当社名に類似した同業他社について]
http://www.gaitameonline.com/news.jsp#P235
私は外為どっとコムは信用度で疑問があり口座開設しませんでした。
もしかすると、外為どっとコムは倒産するかもしれません。
FX業界は2010年8月1日からのレバレッジ規制 (レバレッジは最大50倍まで) で淘汰の時代に入っています。
さらに、2011年月1日からはレバレッジは最大25倍までとなります。信託保全が義務づけられているため資産としては証拠金は保護されますが、倒産したときの取引中のポジションについては対応が会社で異なる可能性が高いです。
規制によりレバレッジが横並びになった以上、これからは信用度でFX業者を選択しなければなりません。
[信用度に基づくFX業者選びのポイント]
- システムの安定性 (システムダウンの頻度が参照になると思います)
- 自己資本比率
- 運営企業またはバック企業の経営状況
- 取引高
- 口座数
- カバー先数 (カバー先破綻リスクの軽減)
FXは今後も利用予定ですが、FX業界の行く末が気がかりです。
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