それまでは0077 (KDDI) や0088 (現・ソフトバンクテレコム) を電話番号の前に入れないとNTT以外の電話会社は利用できませんでした。
マイラインでは以下の区分ごとに電話会社を指定できます。
・市内 (市外局番が同じ番号への通話)
・市外 (市外局番が異なる同一県内への通話)
・県外 (県外への通話)
・国際 (日本国外への通話)
この区分をマイラインで1つの会社に統一すると割引などのサービスが受けられます。
ちなみに、電話回線そのものの契約はNTTなので、基本料金はNTT東日本かNTT西日本に支払います。
また、メタルプラス (KDDI) やおとくライン (ソフトバンクテレコム) は直接電話線を各会社に引いているので、NTTの電話加入権やマイラインは無関係となります。
ここで、マイラインで1つ、疑問が出てくると思います。
「携帯電話」の通話区分がないのです。
マイライン開始時は携帯電話宛はNTT東西以外は携帯電話宛の通話サービスを提供していませんでした。
そのため「携帯電話」の区分がなく、今でもそのままダイヤルすると携帯電話宛の通話は全てNTTから発信されます。
しかし、電話会社各社は携帯電話への通話サービスへ新規参入しました。
マイラインには携帯電話の区分がないため、番号の前に識別番号を付ける必要があります。
「携帯にかけるときは番号の前に00xxをつけてダイヤルして」
といったコマーシャルが登場したのはそのためです。
以下が現時点での通話料金の比較です。
電話会社 | 識別番号 | 1分間の携帯宛通話料金 |
---|---|---|
識別番号なし | ---- | 21 - 42円 |
NTT東日本 | 0036 | 18.375 - 22.05円 |
NTT西日本 | 0039 | 18.9 - 22.05円 |
NTTコミュニケーションズ | 0033 | 18.9円 |
KDDI | 0077 | 18.9円 |
ソフトバンクテレコム | 0088 | 18.9円 |
NTTであっても、識別番号なしより、ありの方が安くなります。
固定電話から携帯電話には、かならず識別番号を付けましょう。
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