2016-01-30

訴訟紛いの架空請求ハガキが送られてきました (2016年1月)

2016年1月20日の消印で、実家に「法務省管理局 民事訴訟 人権保護センター」を名乗るところから訴訟紛いの架空請求ハガキが送られてきました。
しかも、以前と同様に内容証明郵便ではなく、通常郵便でです。

以下は過去の類似のハガキが届いた時の記事です。

[訴訟紛いの架空請求ハガキが送られてきました (2015年5月) ]
(Skygear:2015-05-30)
https://skygear.blogspot.com/2015/05/20155.html

[訴訟紛いの架空請求ハガキが送られてきました]
(Skygear:2015-03-14)
https://skygear.blogspot.com/2015/03/blog-post.html

以下の画像が届いた架空請求ハガキです。
今回、届いた架空請求ハガキ

────引用ここから────

請求裁判最終通告書

対象者記号 ■ - XXXX

  本通知書は当該企業より執り行われた訴訟手続のご確認のために送らせて頂いております。また本通知書をもって当該企業より貴殿に対しての民事訴訟裁判が執り行われ必要処置手続きが開始された旨の最終確認通知と致します。

【内容の旨】
  1. 当該企業は原告に対し契約の不履行及び請求内容の不払いを申し立てており貴殿の対応により財産の差し押え執行を要求。
  2. 訴訟費用は被告の負担とする。
  3. 当該企業が受ける損失について財産の差押えを要求する。
  4. 本書の通知を持って最終通告とする。
 上記事項が当該企業よりあなた様への要求内容となっておりますが当センターでは中立的立場により双方穏便な解決に向けた解決相談を受け付けております。
 通知内容のご確認につきましては当センターにて相談させていただいております。また内容に関してのお問い合わせに関してはプライバシー保護のためご本人様のみのお受付けのみとなります。ご連絡がない場合にかんしましては請求内容の判決の元執行官立会いにて財産の差押え等が執行されるおそれがありますので必ず異議がある場合に関してはご連絡のほどお願いいたします。

【異議申立手続き最終期日】通知到達日より5日

法務省管理局 民事訴訟 人権保護センター
〒101-0051  千代田区神田神保町3-2-9 塚本ビル3F
受付時間  平日 9:00 ~ 16:00
ご相談ダイヤル  03-6860-8089

────引用ここまで────

色、下線、太字はハガキのままです。

・・・しかし、笑ってしまいました (笑) 。
突っ込みどころしかないです。

  • なんで裁判所ではなく原告に申し立てているのでしょうか?
  • しかも、「人権保護センター」を名乗るところから契約の不履行と請求内容の不払いの申し立ての通知、馬鹿としか言いようがないです。
  • 支払いの請求なのか、裁判手続き開始の通知なのか、内容がバラバラで一貫性もありません。

日本人が書いた文章ではないのかもしれません。
教育レベルが低くなければ、このような一貫性のない文書は作成できませんから。
実にくだらないことをする、人間としてのレベルの低い輩がいるものです。

気になるのは、宛先の番地は合っているけど住所が間違っていた点です。
つまりハローページ (NTTの電話帳) からではないとすると、どこから個人情報が漏れているのだろうか?

なお、消印は、東京都千代田区神田ではなく、前回と同様、東京都大田区千鳥でした。
関係官庁に通報し、その上で「受取拒否」の手続きをとりました。
日本の裁判所は以下のWebサイトで注意喚起を行っています。

[裁判所や裁判所職員等を装った不審な電子メールや電話、郵便物にご注意ください]
(裁判所:2015-03-27, 更新)
http://www.courts.go.jp/about/topics/hushinmail_soumu/

皆様、不審な電子メールや電話、郵便物にご注意下さい。

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