確定申告の時期が来ました。
私は会社員 (サラリーマン) ですが、諸事情から毎年確定申告が必要です。
投資に関する確定申告も毎年行っています。
投資していれば配当に関する損益通算などを行うとメリットがあります。
国税電子申告・納税システムで作成する場合であれば平成21年分 (2009年分) 確定申告データを取り込むことで、「前年から繰り越された上場株式等に係る譲渡損失の金額」が自動で入力できます。
[国税電子申告・納税システム (e-Tax)]
http://www.e-tax.nta.go.jp/
また、今年から特定口座を開いている証券会社から送られてくる「特定口座年間取引報告書」 (2010年分) は、配当も譲渡損益も全て損益通算済みで1つになって送られてきます。
過去の損益通算の入力を終えれば、後は、証券会社から送られてきた「特定口座年間取引報告書」から「譲渡に係る年間取引損益及び源泉徴収税額等」と「配当等の額及び源泉徴収税額等」を転記すればOKです。
かなり簡単になりました。
なお、総合課税 (配当控除) か申告分離課税 (損益通算や繰越控除を受ける場合) のどちらかの課税方式を選べますが、通常は申告分離課税を選びます。
気になる場合はそれぞれ試して、税額を確認してみてください。
ただし、3年間さかのぼって損益通算を行ったことがある場合は申告分離課税を選択してください。
損益通算から後の3年間は確定申告で損益通算や繰越控除を継続する必要があるためです。
例えば、私の場合は2009年分で損益通算を実施したため2010年分 - 2012年分の確定申告と申告分離課税 (損益通算) が必須となっています。
大手ネット証券では残念ながら海外ETFは特定口座に入りません。
外国税額控除で海外ETFをいままでと同じように確定申告すると、税金が還付される可能性があります。
[投資に関する繰越控除と外国税額控除 - Skygear]
http://skygear.blogspot.com/2010/02/2009_21.html
2011-02-20
2011-02-12
PC内蔵型Blu-ray Discドライブを購入しました
パイオニア製のSATA (シリアルATA) 接続BD/DVD/CDライター「BDR-S05J-W」を購入しました。
PC内蔵型Blu-ray Discドライブです。
二層式のBD-R DL、BD-RE DLにも対応しています。
後継品の「BDR-S06J-W」になると「Blu-ray 3D」に対応しますが、私のPCでは対応のディスプレイやOS、グラフィックボードがないため「BDR-S05J-W」を購入しました。
BD-RやBD-REに記録できるようになりましたが、いくつか注意が必要です。
UDF 2.5はBD-REとBD-ROMに、UDF 2.6はBD-Rに採用されています。
UDF 2.6はUDF 2.5にBD-R用としてファイルの疑似消去や疑似書き換えを盛り込んだ規格ととらえれば良いです。
しかし、私のように原則1セッションでディスクをクローズしている場合は、ファイル保存用途に限ればBD-RへUDF 2.5で保存しても問題ありません。
私の推奨フォーマットは、以下になります。
PC内蔵型Blu-ray Discドライブです。
二層式のBD-R DL、BD-RE DLにも対応しています。
後継品の「BDR-S06J-W」になると「Blu-ray 3D」に対応しますが、私のPCでは対応のディスプレイやOS、グラフィックボードがないため「BDR-S05J-W」を購入しました。
BD-RやBD-REに記録できるようになりましたが、いくつか注意が必要です。
- Windows XPなどではUDFドライバまたは対応ソフト (InstantBurnなど) がないと、ファイルが読めません。
→Blu-ray Discドライブだけではだめ。 - フォーマットの選択肢が複数あり分かりにくい。
→ISO 9660以外にUDF 1.5/2.0/2.5/2.6がある。 - UDF 2.6はUDF 2.5より管理用領域が大きくなる。
→保存できるファイル容量が減ってしまう。
UDF 2.5はBD-REとBD-ROMに、UDF 2.6はBD-Rに採用されています。
UDF 2.6はUDF 2.5にBD-R用としてファイルの疑似消去や疑似書き換えを盛り込んだ規格ととらえれば良いです。
しかし、私のように原則1セッションでディスクをクローズしている場合は、ファイル保存用途に限ればBD-RへUDF 2.5で保存しても問題ありません。
私の推奨フォーマットは、以下になります。
- CD-R/RW … ISO 9660/Jolietを使用。
- DVD-R/RW … ISO 9660/Jolietを使用。
- DVD-RAM … UDF 1.5を使用。
- BD-R/RE … UDF 2.5を使用。
- UDF 1.02
DVD-ROMやDVD±R/RWのDVD-Video (Video Mode) に採用されている。
- UDF 1.5
DVD-RAMの標準フォーマットとして採用されている。
Windows 2000以降では標準で読み出し可能。
- UDF 2.0
DVD-R/RWやDVD-RAMのDVD-VR (VRモード) に採用されている。
- UDF 2.01
DVD-ARに採用され、UDF 2.0のバグも修正されている。
- UDF 2.5
BD-RE (Ver.1.0を除く) やBD-ROMに採用されている。
- UDF 2.6
BD-Rに採用されている。
2011-02-05
ICANNによるIPv4アドレスの割り当てが全て完了
2011年2月3日、IPv4のアドレスを管理しているICANN (Internet Corporation for Assigned Names and Numbers) は、最後の5ブロックのIPv4アドレスを各地域インターネットレジストリ (Regional Internet Registry) への割り当てました。
[February 3, 2011 Press Release - ICANN]
http://www.icann.org/en/news/releases/release-03feb11-en.pdf
これで約43億 (IPv4のアドレス空間は 2^32)のIPアドレスの使い方が全て決まりICANNの持つIPv4アドレスは枯渇しました。
予約アドレスと呼ばれる特別アドレス (内部IPアドレスのように特殊な使い方が予約されているIPアドレス) が開放されない限り、今後はIPv4のアドレスを各地域RIRに割り当てることは出来なくなりました。
[地域RIR]
IPv4のアドレスは以下の順番に割り当てが決められていきます。
ICANN → 地域RIR → 国別レジストリ (NIR:National Internet Registry) → 各IPアドレス利用団体
ICANN→地域RIRは全て完了し、あとは地域RIRから国別レジストリに割り当てられ、各IPアドレス利用団体まで行き渡るだけです。
これも2011年9月頃に完了し枯渇すると見られています。
すでにIPv4アドレスを使用している分には問題ないですが、今後、各IPアドレス利用団体は新規にIPv4アドレスを調達できなくなるのでIPv6の利用を進めることになります。
IPv6のアドレス空間は約3.40×10^34 (2^128) アドレス有ります。
しかし、IPv4とIPv6は互換性が無い、まったく異なるネットワークプロトコルです。
極端な話、IPv4のみ前提としているソフトや機器は利用できなくなり、改修や交換が必要になります。
また、インターネットの基幹ネットワークとしてIPv6のバックボーン回線はまだまだ貧弱です。
そのため、IPv4からIPv6への移行は以前から始まっていますが、ゆっくりとした動きです。
コンピュータの2000年問題のような混乱が生じないと良いのですが…
[February 3, 2011 Press Release - ICANN]
http://www.icann.org/en/news/releases/release-03feb11-en.pdf
これで約43億 (IPv4のアドレス空間は 2^32)のIPアドレスの使い方が全て決まりICANNの持つIPv4アドレスは枯渇しました。
予約アドレスと呼ばれる特別アドレス (内部IPアドレスのように特殊な使い方が予約されているIPアドレス) が開放されない限り、今後はIPv4のアドレスを各地域RIRに割り当てることは出来なくなりました。
[地域RIR]
- ARIN (北アメリカ)
- RIPE NCC (ヨーロッパ、中東及び中央アジア地域)
- APNIC (アジア及び太平洋地域)
- LACNIC (ラテンアメリカ及びカリブ海地域)
- AfriNIC (アフリカ地域)
IPv4のアドレスは以下の順番に割り当てが決められていきます。
ICANN → 地域RIR → 国別レジストリ (NIR:National Internet Registry) → 各IPアドレス利用団体
ICANN→地域RIRは全て完了し、あとは地域RIRから国別レジストリに割り当てられ、各IPアドレス利用団体まで行き渡るだけです。
これも2011年9月頃に完了し枯渇すると見られています。
すでにIPv4アドレスを使用している分には問題ないですが、今後、各IPアドレス利用団体は新規にIPv4アドレスを調達できなくなるのでIPv6の利用を進めることになります。
IPv6のアドレス空間は約3.40×10^34 (2^128) アドレス有ります。
しかし、IPv4とIPv6は互換性が無い、まったく異なるネットワークプロトコルです。
極端な話、IPv4のみ前提としているソフトや機器は利用できなくなり、改修や交換が必要になります。
また、インターネットの基幹ネットワークとしてIPv6のバックボーン回線はまだまだ貧弱です。
そのため、IPv4からIPv6への移行は以前から始まっていますが、ゆっくりとした動きです。
コンピュータの2000年問題のような混乱が生じないと良いのですが…