【OpenSolarisのインストール】
1. OpenSolarisのISOイメージを入手します。
以下のサイトからx86アーキテクチャ用のISOイメージをダウンロードします。
[日本ポータル at OpenSolaris.org]
http://jp.opensolaris.org/
2. ISOイメージをVirtualBoxでマウントします。
仮想マシンの"CD/DVD-ROM"をクリックし「CD/DVD ドライブのマウント」にチェックを付けISO イメージファイルを選択します。
CD/DVD-ROM設定画面
3. 「仮想メディアマネージャ」から「追加」ボタンをクリックしダウンロードしたOpenSolarisのISOイメージを選び「選択」ボタンをクリックします。
仮想メディアマネージャ
4. VirtualBoxの初期画面から仮想マシンを選択し、「起動」ボタンをクリックします。
するとISOイメージからGRUBが起動し、Boot Menuが起動します。
「OpenSolaris YYYY.MM」を選択します (ここでは"OpenSolaris 2009.06"を選択しています) 。
GRUB Boot Menu on Bootable CD (ISO Iamge)
ここで次のようなウィンドウが表示される場合は「OK」ボタンを選択します。
自動キーボードキャプチャ機能
5. Keyboard layoutを選択するメニューが表示されるので「Japanese」を選択します。
Keyboard layout select
6. 使用言語を選択するメニューが表示されるので「Japanese」を選択します。
Desktop language select
7. これでOpenSolarisがISOイメージから起動するのでデスクトップから「OpenSolarisをインストールする」を実行します。
OpenSolaris on Bootable CD (ISO Iamge)
8. OpenSolarisインストーラが起動するので「次へ」をクリックしウィザードを進めます。
9. インストールするパーティションを選択します。
10GBとあまり大きな容量の仮想ディスクを用意していないのでここでは1つのパーティションにインストールしています。
10. タイムゾーン、日付と時刻の設定を行います。
「日本」を設定し「次へ」をクリックします。
11. 言語とロケールを設定します。
言語に「日本語」を、地域に「日本」を設定し「次へ」をクリックします。
12. ユーザーの設定を行います。
rootのパスワード及び新規ユーザーの作成を行い、コンピュータ名を入力して「次へ」をクリックします。
新規ユーザー名やコンピュータ名は任意の名前を設定します。
13. 最終確認画面が表示されるので問題がなければ「インストール」をクリックします。
インストールが終わると完了を通知する画面になりリブートを促されます。
「リブート」をクリックし再起動を行います。
14. リブートが行われると仮想マシン上でISOイメージの起動メニューが表示されます。
ここでは仮想ディスクにインストールされたOpenSolarisを起動するため「Boot from Hard Disk」を選択します。
15. 仮想ハードディスクにはGRUBとOpenSolarisがインストールされているためGRUBの起動メニューが表示されます。
ここで「OpenSolaris YYYY.MM」を選択します (ここでは"OpenSolaris 2009.06"を選択しています) 。
16. OpenSolarisが起動しログインメニューが表示されます。
作成したユーザーでログインします。
17. このままでも良いのですが、VirtualBoxでマウスカーソルを移動したときの動作などを制御してくれる「Guest Additions」をインストールします。
実行中の仮想マシンのメニューから「デバイス」->「Guest Additions のインストール」を選択します。
すると次のような画面が表示され仮想マシン内のOpenSolarisでISOイメージがマウントされます。
後はウィザードに従ってインストールしていきます。
18. 以上で完了します。仮想マシンはNATがデフォルトで設定されているため一般家庭でインターネットに接続できる環境があればそのまま接続できます。
【VirtualBoxを試した感想】
無料でここまで利用できるとなるとVMware Playerより魅力を感じます。
VMware Playerを利用するには事前に何らかの仮想マシンイメージを用意する必要がありましたがVirtualBoxは必要ありません。
良い点を上げてみました。
関連記事
[VirtualBox × OpenSolaris を試してみました (その1/2) - Skygear]
http://skygear.blogspot.jp/2009/09/virtualbox-opensolaris-12.html
OpenSolaris インストーラ
9. インストールするパーティションを選択します。
10GBとあまり大きな容量の仮想ディスクを用意していないのでここでは1つのパーティションにインストールしています。
インストールパーティションの選択
10. タイムゾーン、日付と時刻の設定を行います。
「日本」を設定し「次へ」をクリックします。
タイムゾーン、日付と時刻の設定
11. 言語とロケールを設定します。
言語に「日本語」を、地域に「日本」を設定し「次へ」をクリックします。
言語と地域の設定
12. ユーザーの設定を行います。
rootのパスワード及び新規ユーザーの作成を行い、コンピュータ名を入力して「次へ」をクリックします。
新規ユーザー名やコンピュータ名は任意の名前を設定します。
ユーザーとコンピュータ名の設定
13. 最終確認画面が表示されるので問題がなければ「インストール」をクリックします。
OpenSolarisインストール最終確認画面
インストールが終わると完了を通知する画面になりリブートを促されます。
「リブート」をクリックし再起動を行います。
インストール完了画面
14. リブートが行われると仮想マシン上でISOイメージの起動メニューが表示されます。
ここでは仮想ディスクにインストールされたOpenSolarisを起動するため「Boot from Hard Disk」を選択します。
GRUB Boot Menu on Bootable CD (ISO Iamge)
15. 仮想ハードディスクにはGRUBとOpenSolarisがインストールされているためGRUBの起動メニューが表示されます。
ここで「OpenSolaris YYYY.MM」を選択します (ここでは"OpenSolaris 2009.06"を選択しています) 。
GRUB Boot Menu on Virtual HDD
16. OpenSolarisが起動しログインメニューが表示されます。
作成したユーザーでログインします。
OpenSolarisログイン画面
17. このままでも良いのですが、VirtualBoxでマウスカーソルを移動したときの動作などを制御してくれる「Guest Additions」をインストールします。
実行中の仮想マシンのメニューから「デバイス」->「Guest Additions のインストール」を選択します。
すると次のような画面が表示され仮想マシン内のOpenSolarisでISOイメージがマウントされます。
後はウィザードに従ってインストールしていきます。
Guest Additions をマウントしたときのメッセージ
18. 以上で完了します。仮想マシンはNATがデフォルトで設定されているため一般家庭でインターネットに接続できる環境があればそのまま接続できます。
OpenSolaris 起動画面
【VirtualBoxを試した感想】
無料でここまで利用できるとなるとVMware Playerより魅力を感じます。
VMware Playerを利用するには事前に何らかの仮想マシンイメージを用意する必要がありましたがVirtualBoxは必要ありません。
良い点を上げてみました。
- Intel VT とAMD AMD-V をサポートしている。
- Host OSのUSB接続機器をGuest OSが認識できる。
- 仮想ハードウェアを容易に変更可能。
- 64bit仮想マシンを作成できる。
- Guest OSのインストールが容易。
- ネットワーク設定が簡単なためHost OSがインターネット接続できていれば大抵Guest OSも接続できる。
- サポートされるOSがWindows、Solaris、Linux、FreeBSD、Mac OS Xなど幅広い。
関連記事
[VirtualBox × OpenSolaris を試してみました (その1/2) - Skygear]
http://skygear.blogspot.jp/2009/09/virtualbox-opensolaris-12.html