楽天証券で11月13日より、
マネックス証券で11月14日より、
SBI証券で11月19日より、
VWO (Vanguard Emerging Markets Stock ETF) の取り扱いが始まりました。
このときのために、EEM (iShares MSCI Emerging Markets Index Fund) を購入せずにキャッシュポジションを維持してきました。
VWOやEEMは新興国の株式に投資するETFです。
EEMが販売については先行していましたが、EEMの信託報酬0.75%に対してVWOは0.25%と低く、また投資対象もVWOの方が幅広い国に投資しています。
今回の金融危機でこれらのETFの価格も下がり、買いかなと思います。
ただ、日本人の投資が落ち着くまでの間、しばらくは購入せずに様子見します。
EEMからの買い換えを行う人もかなり出てくると思いますから。
また、これらのETF価格は下落傾向がまだ続いています。
乱高下しているため、タイミングを見計らって購入したいものです。 (タイミングなんて誰にもわかりませんけどね)
2008-11-19
2008-11-08
臓器提供意思表示カード
1997年10月に「臓器の移植に関する法律」が施行され、これにより脳死を人の死と定義し脳死移植が可能となりました。
脳死移植の条件は、書面での意思表示と家族の脳死判定及び臓器提供への同意です。
この書面での意思表示を容易にするために「臓器提供意思表示カード」の提供がほぼ同時期に始まりました。
脳死状態では生命維持装置を使用し続けるため経済的にコストがかかります。
そのため私が脳死状態になった場合は死亡扱いで良いと考えています。
また、日本では脳死でも心停止でも死亡時は荼毘に付すことが法律で義務づけられています。
どうせ焼かれるのだから私が死んだら使える臓器は全て使ってもらってかまわないと考えています。
その意思表示のため、2001年から臓器提供意思表示カードを入手して携帯しています。
さて、今日の読売新聞に次のような記事が出ています。
<読売新聞 - 臓器提供の意思44%、過去最高…カード普及はままならず>
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081108-OYT1T00639.htm
この記事によると自身が脳死状態となった場合に脳死移植をしても良いと答えた人は44%だが、臓器提供意思表示カードなどを所持している人は8%にとどまった、とのことです。
個人的には臓器提供意思表示カードの所持率が少ないと感じます。
というわけで、簡単な入手方法を紹介します。
2007年10月から社団法人 日本臓器移植ネットワークで携帯電話やインターネット上からも臓器提供意思登録と臓器提供意思表示カードの入手が可能になりました。
これらは無料で行えます。
登録により意思表示の記載ミスを防いだり、死亡時のスムーズな臓器提供意思確認ができます。
そのため、日本臓器移植ネットワークでは臓器提供意思表示カードを持っている人にも登録を推奨しています。
◆オンライン臓器提供意思登録方法
ね、簡単でしょ?
脳死移植の条件は、書面での意思表示と家族の脳死判定及び臓器提供への同意です。
この書面での意思表示を容易にするために「臓器提供意思表示カード」の提供がほぼ同時期に始まりました。
脳死状態では生命維持装置を使用し続けるため経済的にコストがかかります。
そのため私が脳死状態になった場合は死亡扱いで良いと考えています。
また、日本では脳死でも心停止でも死亡時は荼毘に付すことが法律で義務づけられています。
どうせ焼かれるのだから私が死んだら使える臓器は全て使ってもらってかまわないと考えています。
その意思表示のため、2001年から臓器提供意思表示カードを入手して携帯しています。
さて、今日の読売新聞に次のような記事が出ています。
<読売新聞 - 臓器提供の意思44%、過去最高…カード普及はままならず>
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081108-OYT1T00639.htm
この記事によると自身が脳死状態となった場合に脳死移植をしても良いと答えた人は44%だが、臓器提供意思表示カードなどを所持している人は8%にとどまった、とのことです。
個人的には臓器提供意思表示カードの所持率が少ないと感じます。
というわけで、簡単な入手方法を紹介します。
2007年10月から社団法人 日本臓器移植ネットワークで携帯電話やインターネット上からも臓器提供意思登録と臓器提供意思表示カードの入手が可能になりました。
これらは無料で行えます。
登録により意思表示の記載ミスを防いだり、死亡時のスムーズな臓器提供意思確認ができます。
そのため、日本臓器移植ネットワークでは臓器提供意思表示カードを持っている人にも登録を推奨しています。
◆オンライン臓器提供意思登録方法
- 日本臓器移植ネットワークのサイトから臓器提供意思登録の仮登録を行います。
脳死と心停止共に臓器提供をする場合はその両方を選択する必要があります。
また、ここでは「眼球」と「その他」の登録はできません。
カードが届いたときに自筆で記入します。
<(社)日本臓器移植ネットワーク>
http://www.jotnw.or.jp/ (インターネット)
http://www.jotnw.or.jp/m/ (モバイルサイト) - IDの入った登録カードが送付されてきますので、まず、登録カードに自筆署名します。
「眼球」と「その他 (全て)」などの提供意思表示を行いたいときはこの時にカードへ記入します。 - 日本臓器移植ネットワークのサイトでIDを入力し、本登録を行います。
ね、簡単でしょ?
2008-11-03
正しく間違え、正しく失敗し、そして過去に学ぶこと
経験は人間にとって強力な道しるべである。
だが、成功を経験するとそれ以外の成功のルートを探さなくなる。
保守的になって成功した経験だけに頼ろうとする。
人生の全てにおいて成功するにこしたことはない。
しかし、失敗しない人間などいないのだ。
失敗は誰でも経験することである。
ならばこそ、失敗に対して正しくアプローチすることが大切なのだ。
正しく間違え、正しく失敗し、そして先人の過去に学ぶこと。
さすれば、失敗から成功よりも多くのことを得られるだろう。
だが、成功を経験するとそれ以外の成功のルートを探さなくなる。
保守的になって成功した経験だけに頼ろうとする。
人生の全てにおいて成功するにこしたことはない。
しかし、失敗しない人間などいないのだ。
失敗は誰でも経験することである。
ならばこそ、失敗に対して正しくアプローチすることが大切なのだ。
正しく間違え、正しく失敗し、そして先人の過去に学ぶこと。
さすれば、失敗から成功よりも多くのことを得られるだろう。
2008-11-01
パナソニックと三洋電機が合併交渉!? どうなる日本の電機メーカー
パナソニックが三洋電機を買収する動きがあるとニュースになっています。
パナソニックは2008年10月1日から「松下」からブランド一新し、ブランドがバラバラだったことによるデメリットの解消を図っています。
また、パナソニック電工 (旧・松下電工) を連結子会社とし、連結子会社だった日本ビクターを切り離しケンウッドとの統合を実現させる、など事業の統合・整理を進め、2008年上期は23年ぶりの最高益を達成しました。
一方の三洋電機は半導体や携帯電話の不振、不適切な会計処理によって赤字が続き、ゴールドマン・サックス、大和証券SMBC、三井住友銀行に出資を依頼、携帯電話事業を京セラに売却するなど経営再建中です。
パナソニックと三洋電機は白物家電 (炊飯器・冷蔵庫・洗濯機) や半導体などで重複する部門も多く、買収が成立した場合は三洋電機側の事業・人員の整理、統廃合が進められ売り上げは単純にパナソニック+三洋電機の金額にはならないでしょう。
しかし、パナソニックはブランドを一新しただけでなく、リチウムイオン電池事業やソーラーパネル事業を手に入れ、過去の「松下」とは異なる「パナソニック」として大きく事業拡大を遂げることが可能となるでしょう。
電機メーカーとして日立製作所を超え、世界第二位の売上高となるのは確実となります。
さて、気になるのはこの買収が引き金となって日本国内の電機メーカーの統廃合が進むのではないかという点です。
この合併が成立すると、国内初の大手家電メーカー同士のM&Aです。
ただでさえ国内の電機メーカーは多く、再編が進まなければ日本の家電メーカーは国際競争力を落とすと言われ続けてきました。
実際に日本の電機メーカーは多くの事業で韓国のサムスン電子、LG電子に後塵を拝してきました。
(例: 薄型テレビやDRAMの世界シェア一位はサムスン電子)
そんな訳で、ちょっと合併案を勝手に考えてみました。
◆電機メーカー
個人的にはパナソニック+ソニーで「パナソニー (Panasony)」がいいんですけど…。
相性としてはシナジー効果が期待できず良いとはいえませんが、売上高10兆円を目指すパナソニックにとって再建中の三洋電機は魅力的に映ります。
次にソニー+シャープは重複事業が少なく、相性が良いと考えます。
ソニーは家電事業はなく、AVに特化しているといっていいでしょう。
シャープは家電が主力ですが、特に液晶パネル事業が強みです。
シャープと合弁で液晶パネル事業を進めている点を考えても、合併のシナジー効果が高い組み合わせと思います。
次は財閥間のつながりと三井住友銀行がバックにいる東芝(三井財閥系)+日本電気(住友財閥系)。
東芝本社のある東京都港区芝浦とNEC本社のある東京都港区芝はかなり近いしね。
半導体事業と情報処理系の事業としてもシナジー効果は高いと思います。
情報処理産業としては富士通+日本電気もありそうだけど、あまりに重複が多すぎるのでこの組み合わせはよっぽどの業績悪化がない限り難しいだろうと思います。
どう考えても敵対買収しかないですから。
そうなると重複部門が少なくメインバンクが同じ東芝+日本電気の方が可能性が高いかな、と思います。
そしてそうなるとパナソニック+三洋電機に売り上げで超され、東芝+日本電気にも売り上げで超された日立製作所+富士通が合併の可能性アップです。
どちらもつながりは弱いですけど一応、第一勧銀グループですしね。
情報処理では日立製作所、富士通、日本電気は日本での大手ベンダー三社です。
日立製作所で情報処理事業を富士通との合併で強化するシナリオが考えられます。
他にも半導体、ATM、HDD部門などの日立、富士通の両方が展開している事業は多く、統合により競争力が強化できます。
(これはリストラ伴いますけどね)
そして最後に三菱電機ですが、三菱電機は携帯電話事業撤退、洗濯機事業撤退など選択と集中を進めており、あまり合併に乗り気とは思えません。
よほど事業が悪化しない限り独自路線でいくでしょう。
というより、三菱電機の「霧ヶ峰エアコン」と三菱重工は「ビーバーエアコン」は同じ三菱グループなんだから事業を統合したらいいのでは? と思います。
<三菱電機 霧ヶ峰エアコン>
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/
<三菱重工 ビーバーエアコン>
http://www.beaver.jp/
さて、こうして仮想の電機メーカー合併案ができました。
◆仮想の電機メーカー合併案
これでもGEの売上高1,500億ドルを超えるのは日立製作所+富士通だけですが、日本の電機メーカーの国際競争力はかなり強化されそうです。
日立製作所+富士通、東芝+日本電気は情報処理事業と半導体事業が強化されます。
ソニー+シャープは順当に行くと「ソニーの家電」というおもしろい製品群が出てきそうです。
パナソニック+三洋電機は…まあ製品ラインナップ的に重複が多いのであまり変わらないですね。
当面は整理・統合が困難でしょうからパナソニック+三洋電機は舵取りが難しい組み合わせです。
パナソニック側がいかに三洋電機側の経営に切り込んでいけるかが勝負の分かれ目でしょう。
パナソニックは2008年10月1日から「松下」からブランド一新し、ブランドがバラバラだったことによるデメリットの解消を図っています。
また、パナソニック電工 (旧・松下電工) を連結子会社とし、連結子会社だった日本ビクターを切り離しケンウッドとの統合を実現させる、など事業の統合・整理を進め、2008年上期は23年ぶりの最高益を達成しました。
一方の三洋電機は半導体や携帯電話の不振、不適切な会計処理によって赤字が続き、ゴールドマン・サックス、大和証券SMBC、三井住友銀行に出資を依頼、携帯電話事業を京セラに売却するなど経営再建中です。
パナソニックと三洋電機は白物家電 (炊飯器・冷蔵庫・洗濯機) や半導体などで重複する部門も多く、買収が成立した場合は三洋電機側の事業・人員の整理、統廃合が進められ売り上げは単純にパナソニック+三洋電機の金額にはならないでしょう。
しかし、パナソニックはブランドを一新しただけでなく、リチウムイオン電池事業やソーラーパネル事業を手に入れ、過去の「松下」とは異なる「パナソニック」として大きく事業拡大を遂げることが可能となるでしょう。
電機メーカーとして日立製作所を超え、世界第二位の売上高となるのは確実となります。
さて、気になるのはこの買収が引き金となって日本国内の電機メーカーの統廃合が進むのではないかという点です。
この合併が成立すると、国内初の大手家電メーカー同士のM&Aです。
ただでさえ国内の電機メーカーは多く、再編が進まなければ日本の家電メーカーは国際競争力を落とすと言われ続けてきました。
実際に日本の電機メーカーは多くの事業で韓国のサムスン電子、LG電子に後塵を拝してきました。
(例: 薄型テレビやDRAMの世界シェア一位はサムスン電子)
そんな訳で、ちょっと合併案を勝手に考えてみました。
◆電機メーカー
- 日立製作所 (売上高:10兆2,479億円)
- パナソニック (売上高:9兆0,689億円)
- ソニー (売上高:8兆2,956億円)
- 東芝 (売上高:7兆6680億円)
- 富士通 (売上高:5兆3,308億円)
- 日本電気(NEC) (売上高:4兆6,171億円)
- 三菱電機 (売上高:4兆0,498億円)
- シャープ (売上高:3兆4,177億円)
- 三洋電機 (売上高:2兆3,086億円)
個人的にはパナソニック+ソニーで「パナソニー (Panasony)」がいいんですけど…。
相性としてはシナジー効果が期待できず良いとはいえませんが、売上高10兆円を目指すパナソニックにとって再建中の三洋電機は魅力的に映ります。
次にソニー+シャープは重複事業が少なく、相性が良いと考えます。
ソニーは家電事業はなく、AVに特化しているといっていいでしょう。
シャープは家電が主力ですが、特に液晶パネル事業が強みです。
シャープと合弁で液晶パネル事業を進めている点を考えても、合併のシナジー効果が高い組み合わせと思います。
次は財閥間のつながりと三井住友銀行がバックにいる東芝(三井財閥系)+日本電気(住友財閥系)。
東芝本社のある東京都港区芝浦とNEC本社のある東京都港区芝はかなり近いしね。
半導体事業と情報処理系の事業としてもシナジー効果は高いと思います。
情報処理産業としては富士通+日本電気もありそうだけど、あまりに重複が多すぎるのでこの組み合わせはよっぽどの業績悪化がない限り難しいだろうと思います。
どう考えても敵対買収しかないですから。
そうなると重複部門が少なくメインバンクが同じ東芝+日本電気の方が可能性が高いかな、と思います。
そしてそうなるとパナソニック+三洋電機に売り上げで超され、東芝+日本電気にも売り上げで超された日立製作所+富士通が合併の可能性アップです。
どちらもつながりは弱いですけど一応、第一勧銀グループですしね。
情報処理では日立製作所、富士通、日本電気は日本での大手ベンダー三社です。
日立製作所で情報処理事業を富士通との合併で強化するシナリオが考えられます。
他にも半導体、ATM、HDD部門などの日立、富士通の両方が展開している事業は多く、統合により競争力が強化できます。
(これはリストラ伴いますけどね)
そして最後に三菱電機ですが、三菱電機は携帯電話事業撤退、洗濯機事業撤退など選択と集中を進めており、あまり合併に乗り気とは思えません。
よほど事業が悪化しない限り独自路線でいくでしょう。
というより、三菱電機の「霧ヶ峰エアコン」と三菱重工は「ビーバーエアコン」は同じ三菱グループなんだから事業を統合したらいいのでは? と思います。
<三菱電機 霧ヶ峰エアコン>
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/
<三菱重工 ビーバーエアコン>
http://www.beaver.jp/
さて、こうして仮想の電機メーカー合併案ができました。
◆仮想の電機メーカー合併案
- 日立製作所+富士通 (連結売上高:15兆5,787億円)
- 東芝+日本電気 (連結売上高:12兆2,851億円)
- ソニー+シャープ (連結売上高:11兆7,133億円)
- パナソニック+三洋電機 (連結売上高:11兆3,775億円)
- 三菱電機 (売上高:4兆0,498億円)
これでもGEの売上高1,500億ドルを超えるのは日立製作所+富士通だけですが、日本の電機メーカーの国際競争力はかなり強化されそうです。
日立製作所+富士通、東芝+日本電気は情報処理事業と半導体事業が強化されます。
ソニー+シャープは順当に行くと「ソニーの家電」というおもしろい製品群が出てきそうです。
パナソニック+三洋電機は…まあ製品ラインナップ的に重複が多いのであまり変わらないですね。
当面は整理・統合が困難でしょうからパナソニック+三洋電機は舵取りが難しい組み合わせです。
パナソニック側がいかに三洋電機側の経営に切り込んでいけるかが勝負の分かれ目でしょう。