コイントス (イメージ) |
しかし、コインを投げて表か裏のどちらが出たか、1回だけで結果を確定する場合、コインはそのデザインによって重心がわずかにずれているため、確率的に偏りが生じます。
具体的には表と裏の重量にわずかにでも偏りがあれば、重いほうが下を向く確率が高くなることがわかっています。
また、スタンフォード大学の研究では、コイントスを行うと約51%の確率で投げる前に下に向いていた面が投げた後でも下を向く、との研究結果が出ています。
[The Coin Flip: A Fundamentally Unfair Proposition?]
(Stanford University (スタンフォード大学) :2009-03-29)
https://econ.ucsb.edu/~doug/240a/Coin%20Flip.htm
そこで、公正なコイントスのやり方をご紹介します。
【公正なコイントスのやり方】
- コイントスの決定に従う2者は、以下のいずれかを選択します。
・表→裏
・裏→表 - コインを2回以上投げます。
このとき、「表→表」や「裏→裏」が出たときはコイントスをやり直して、継続します。 - コインを投げ続け、「表→裏」または「裏→表」がでたとき、結果を確定とします。
シンプルな方法ですが、これが一番、簡単で公正なコインストのやり方だと思います。