Safari for Windowsがリリースされました。
[Apple - Safari]
http://www.apple.com/jp/safari/
SafariはAppleがKHTMLというオープンソースソフトウェアをベースに開発しているWebブラウザです。
今まではMac版のみの提供でしたが、Windows版もリリースされました。
無料で利用可能です。
…ただし、Windows XPとWindows Vistaのみサポートです。
Windows 2000はサポートされていません。
Windows 2000ではインストールまでできました。
しかし、Safariを起動してもすぐにエラーが表示されて終了してしまいます。
◆結論
メインがMacでSafariになれている方は、Windows XP以降のOSでSafariを使用するのも良いかもしれません。
しかし、Mac利用者でなければ、Internet ExplorerやFirefoxの方がWebサイト作成側のサポート率か高いのでそちらの方が良いと思われます。
また、Windows 2000ではサポートされていないSafariを無理してまで使用する理由はないです。
Windows 2000にはOperaやFirefoxがあります。
2008-03-29
Safari for Windowsがリリース
2008-03-16
国債と国内債券ファンドの考察
日本の国債には、利付国債と、個人向け国債の大きく分けて2種類があります。
利付国債は法人・個人が購入可能、個人向け国債は個人のみ購入可能な日本国の債券です。
◆利付国債 (窓口販売国債)
◆個人向け国債
◆利付国債と個人向け国債の途中換金の違い
◆利付き国債と個人向け国債の金利の違い
◆国内債券ファンド
◆特別マル優制度
◆考察
*1: 金利換算は、分配金とその時のファンド1口あたりの価値によって決まる。
◆私見
国内債券の資産クラスについて長期投資を前提とした場合の私見を以下にまとめます。
◆運用例:100万円を国内債券の資産クラスに割り当てる場合
◆補足
利付国債は法人・個人が購入可能、個人向け国債は個人のみ購入可能な日本国の債券です。
◆利付国債 (窓口販売国債)
- 2年利付国債 (正式名称:「利付国庫債券(2年)」)
- 5年利付国債 (正式名称:「利付国庫債券(5年)」)
- 10年利付国債 (正式名称:「利付国庫債券(10年)」)
◆個人向け国債
- 固定5年
- 変動10年
◆利付国債と個人向け国債の途中換金の違い
- 利付国債は市場で売却することで途中換金を行う。
- 利付国債は売却時の価値に応じてお金に換金される。
- 個人向け国債は違約金を支払い国に買い取らせることで途中換金を行う。
- 個人向け国債は変動10年は直前2回分×0.8、固定5年は4回分の利息×0.8を支払うことで途中換金できる。
- 利付国債はいつでも換金 (市場売却) 可能だが、個人向け国債では変動10年は1年以上、固定5年は2年以上経たないと換金できない。
◆利付き国債と個人向け国債の金利の違い
- 利付国債…その時の国債市場の金利をふまえ、金融機関の入札時に財務省が決定する。
- 個人向け国債固定5年…5年利付国債の想定利回り-0.05%
- 個人向け国債変動10年…10年利付国債の平均落札価格を基に計算される複利利回り-0.80%
- 個人向け国債変動10年は市場金利によって半年に1回金利が見直される。
- 利付国債は 購入金額>額面金額 であり、購入金額の方がわずかに高い。
- 個人向け国債は 額面金額=購入金額 である。
- 金利が 個人向け国債5年>利付国債5年 となることがある。
◆国内債券ファンド
- 利付国債を中心に定期的に国債を購入、運用するファンド。
- 定期的に固定利付国債を購入し、運用する。
- 国債と異なり分配金を再投資することも可能なファンドが存在する。
◆特別マル優制度
- 「マル優」と呼ばれる少額貯蓄非課税制度があり、対象者は元本350万円の預金の利息に税金がかからない。
- マル優の預金350万円の枠以外に対象者が保有する国債には特別マル優として350万円の枠があり、国債の利息に税金がかからない。
- 対象者は各種障害者手帳の交付者、各種障害年金受給者、各種遺族年金受給者、寡婦年金受給者、児童扶養手当受給者など。
◆考察
- 固定の利付国債を1度だけ購入する場合、もし金利が上昇すれば低金利の国債つかんでいることになり、途中換金も困難でリスクが増える。
- 固定の利付国債を定期的に購入できれば平均化できて良い。
- 変動10年は複利利回り-0.80%の金利だが、金利が上昇局面の時は金利も上昇に動くため有利に働く。
- 変動10年は下落傾向の時は不利に働く。
- 国内債券ファンドの信託報酬は低いもので0.42% - 0.46%であり変動10年の減額利率0.80%より小さい。
項目 | 固定利付国債 | 個人向け国債 変動10年 | 国内債券ファンド |
---|---|---|---|
価値 | 額面金額固定 | 額面金額固定 | 価値は日々変動 |
購入単位 | 5万円 | 1万円 | 1万円 |
金利 | 償還まで固定 | 年2回変動 | 決算の度変動*1 |
途中換金 | 市価で売却 | 2回分の利息×0.8の違約金 | 市価で売却 |
*1: 金利換算は、分配金とその時のファンド1口あたりの価値によって決まる。
◆私見
国内債券の資産クラスについて長期投資を前提とした場合の私見を以下にまとめます。
- 10年利付国債を定期購入するのが最もコストがかからない。
- 国内債券ファンドの方が個人国債の変動10年よりコストが小さく、複利効果もあり長期的に有利。
- 国内債券ファンド→10年利付国債購入のリレー投資を10年間行い、その後は国債を中心に運用するのがベスト。
◆運用例:100万円を国内債券の資産クラスに割り当てる場合
- 1年目:
5万円分の10年利付国債を2回購入、90万円分を国内債券ファンドに投資。 - 2年目-10年目:
国内債券ファンドを5万円分売却し、5万円の10年利付国債を購入。
これを年2回行う。
追加投資するお金や国債の利金は国内債券ファンド売却額で調整する。 - 11年目以降:
償還を迎えた利付国債の償還金で再度10年利付国債を購入。
追加投資するお金や国債の利金は国内債券ファンド購入にまずは当てる。
ゆっくり5万円分の10年利付国債の分散購入を繰り返していく。
◆補足
- 手続きが面倒であれば、国内債券ファンドを購入してそれだけで運用するのもありだと思います。
- 地方在住で地方銀行か郵便局しかなくパソコンが使えないような方の場合、個人向け国債を郵便局で購入するのがベストで、次点は信用金庫の国内債券ファンドだと思います。
(地方銀行の中には国債口座の維持手数料をとっているところもあるためです) - 10年以内の短期運用であれば、流動性が高くはじめから投資対象の債券が分散している国内債券ファンドが良いと思います。
2008-03-09
パイオニアや三菱電機など事業撤退相次ぐ
◆パイオニアがプラズマディスプレイの生産から撤退
パイオニアがプラズマディスプレイの生産から撤退することを発表しました。
[パイオニア - プレスリリース]
http://pioneer.jp/press/pdf/ir/080307_display.pdf
次のプラズマテレビ製品がパイオニア製プラズマディスプレイを搭載した最後の製品になります。
パイオニアは2007年8月からプラズマテレビの「Pure Vision」シリーズから、より高品質なテレビを目指す「KURO」シリーズにブランドを切り替え、高級機路線を目指しました。
現在、液晶を含めた薄型テレビで最高峰の画質のディスプレイを搭載し、スピーカも十分なものを搭載している製品は「KURO」だけです。
それも次の製品で最後となることは、残念です。
今後はプラズマディスプレイを松下電器から、液晶ディスプレイをシャープから購入し、テレビ製造を継続するようです。
これで、プラズマディスプレイを自社で生産できるのは松下電器と日立だけになりまた。
◆三菱電機が携帯電話端末事業から撤退
三菱電機が携帯電話端末事業から撤退することを発表しました。
[三菱電機 - プレスリリース]
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2008/0303-b.htm
NTTドコモ向けにのみ提供してきましたが、完全に撤退するようです。
これで、三洋電機に続き三菱電機も携帯電話端末事業のプレイヤーから消えます。
日本製の携帯電話は世界的には売れていません。
NokiaやMotorolaで世界シェアの半分を占め、日本勢はSony Ericssonが4位ぐらいに位置するだけで、ほかプレイヤーは「その他」に組み入れられる程度のシェアしかありません。
三洋電機が京セラに携帯電話端末事業を譲渡し、それを皮切りにして業界再編が進んでいるようです。
プラズマディスプレイや液晶ディスプレイ、携帯電話端末、どの市場も生き残りをかけた再編がこれからも進むでしょう。
次はNECあたりがありそう、と個人的には思っています。
ワンセグ搭載携帯電話でVIERAやWOOO、AQUOS、BRIVIAなどのブランドを持っていないNECはブランド力で劣っています。
ちなみに、NECのプラズマディスプレイ事業はその昔にパイオニアに譲渡されました。
NECの携帯電話は基盤の一部で松下電器と提携しているので、NECの携帯電話事業も松下電器に譲渡される可能性も否定できないです。
パイオニアがプラズマディスプレイの生産から撤退することを発表しました。
[パイオニア - プレスリリース]
http://pioneer.jp/press/pdf/ir/080307_display.pdf
次のプラズマテレビ製品がパイオニア製プラズマディスプレイを搭載した最後の製品になります。
パイオニアは2007年8月からプラズマテレビの「Pure Vision」シリーズから、より高品質なテレビを目指す「KURO」シリーズにブランドを切り替え、高級機路線を目指しました。
現在、液晶を含めた薄型テレビで最高峰の画質のディスプレイを搭載し、スピーカも十分なものを搭載している製品は「KURO」だけです。
それも次の製品で最後となることは、残念です。
今後はプラズマディスプレイを松下電器から、液晶ディスプレイをシャープから購入し、テレビ製造を継続するようです。
これで、プラズマディスプレイを自社で生産できるのは松下電器と日立だけになりまた。
◆三菱電機が携帯電話端末事業から撤退
三菱電機が携帯電話端末事業から撤退することを発表しました。
[三菱電機 - プレスリリース]
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2008/0303-b.htm
NTTドコモ向けにのみ提供してきましたが、完全に撤退するようです。
これで、三洋電機に続き三菱電機も携帯電話端末事業のプレイヤーから消えます。
日本製の携帯電話は世界的には売れていません。
NokiaやMotorolaで世界シェアの半分を占め、日本勢はSony Ericssonが4位ぐらいに位置するだけで、ほかプレイヤーは「その他」に組み入れられる程度のシェアしかありません。
三洋電機が京セラに携帯電話端末事業を譲渡し、それを皮切りにして業界再編が進んでいるようです。
プラズマディスプレイや液晶ディスプレイ、携帯電話端末、どの市場も生き残りをかけた再編がこれからも進むでしょう。
次はNECあたりがありそう、と個人的には思っています。
ワンセグ搭載携帯電話でVIERAやWOOO、AQUOS、BRIVIAなどのブランドを持っていないNECはブランド力で劣っています。
ちなみに、NECのプラズマディスプレイ事業はその昔にパイオニアに譲渡されました。
NECの携帯電話は基盤の一部で松下電器と提携しているので、NECの携帯電話事業も松下電器に譲渡される可能性も否定できないです。